一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅳ 構造 練習問題 第56問: 国土交通省官庁営繕部の建築構造設計基準の資料(令和3年改定)に照らして、構造計画等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
学科Ⅳ 構造
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第56問
国土交通省官庁営繕部の建築構造設計基準の資料(令和3年改定)に照らして、構造計画等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. エキスパンションジョイントで分離した躯体相互の間隔は、大地震動時に生じる水平変位のうち、大きい方の躯体の値を考慮して決定する。
「…大きい方の躯体の値を考慮して決定する」が不適当です。国土交通省官庁営繕部の建築構造設計基準の資料2.1.1(2)は、エキスパンションジョイントで分離した躯体相互の間隔を、大地震動時に生じるそれぞれの水平変位の和を考慮して決定するとしています。
片方の躯体の変位だけでなく、両方の変位を足し合わせて間隔を決めます。同じ項は、建築物の振動性状が複雑になる場合や、建物が長く地震の位相差による応力・温度応力・乾燥収縮・不同沈下の影響を受ける場合等に、原則としてエキスパンションジョイントを設けて構造的に分離するとしており、記述のとおりです。
2.1.2は、RC造・SRC造でルート1の耐震計算を行う場合に、偏心率を概ね0.3以下とするとしています。建築基準法施行令の許容応力度等計算で確かめる偏心率15/100とは別の、官庁施設の目安です。
5.1.4(1)は、設備機器を載せる架台の基礎部分の設計を許容応力度設計とするとしています。分離の間隔は水平変位の和、ルート1の偏心率は概ね0.3と整理しましょう。
関連キーワード: エキスパンションジョイント・偏心率・建築構造設計基準・構造計画
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