一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅳ 構造 練習問題 第55問: 地上3階建ての建築物について、建築基準法施行令に定める許容応力度等計算で各階の剛性率を確かめる。地震力によって各階に生ずる層間変形角は、1階が1/500、2階が
学科Ⅳ 構造
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第55問
地上3階建ての建築物について、建築基準法施行令に定める許容応力度等計算で各階の剛性率を確かめる。地震力によって各階に生ずる層間変形角は、1階が1/500、2階が1/400、3階が1/200であった。3階の剛性率に最も近い値はどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 約0.55
「約0.55」が正しい値です。建築基準法施行令第82条の6第2号イは、各階の剛性率Rsを、その階の層間変形角の逆数rsを、建築物のrsの相加平均で除した値とし、各階でそれぞれ6/10以上であることを求めています。
rsは1階500、2階400、3階200で、相加平均は(500+400+200)÷3=1100/3です。3階のRsは200÷(1100/3)=600/1100≒0.55となり、6/10を下回るので、この建築物は剛性率の規定を満たしません。
「約0.44」は、平均を1階と2階だけで(500+400)÷2=450とし、200÷450としたもので、相加平均に3階自身を含めていません。「約0.50」は、相加平均の代わりに2階のrsの400で除したものです。
「約1.58」は、逆数をとらずに層間変形角そのもので比をとり、(1/200)÷{(1/500+1/400+1/200)÷3}としたもので、大小が逆になります。剛性率は層間変形角の逆数の比で、変形の大きい階ほど小さくなると整理しましょう。
根拠・参照資料: 建築基準法施行令第82条の6第2号イ
関連キーワード: 剛性率・層間変形角・許容応力度等計算・相加平均
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