一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅳ 構造 練習問題 第53問: 官庁施設の総合耐震・対津波計画基準(国土交通省官庁営繕部)に照らして、津波に対する官庁施設の機能確保の目標等に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
官庁施設の総合耐震・対津波計画基準(国土交通省官庁営繕部)に照らして、津波に対する官庁施設の機能確保の目標等に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 災害応急対策活動を行う機関が使用する官庁施設では、レベル1の津波はもとよりレベル2の津波に対しても、津波発生時の災害応急対策活動が可能となることを目標とする。
「災害応急対策活動を行う機関が使用する官庁施設では…レベル2の津波に対しても…活動が可能となることを目標とする」が適当です。官庁施設の総合耐震・対津波計画基準の第3編第1章は、どちらのレベルの津波でも施設利用者の安全確保を最優先の目標とし、レベル1の津波では収束後の事務・事業の早期再開を目標とし、災害応急対策活動を行う機関に限ってレベル2の津波でも活動が可能となることを目標としています。
「レベル1の津波とは…最大クラスの津波」は誤りで、発生頻度は極めて低いが甚大な被害をもたらす最大クラスの津波はレベル2、レベル1はそれより発生頻度が高く津波高が低い津波です。「レベル2の津波に対しても…早期再開」も誤りで、早期再開の目標はレベル1の津波に対するものです。
「対策を最も高い程度にそろえる」も誤りで、第2章は立地条件や代替機能の有無等で対策の程度が異なることを考慮し、用地取得費を含めた経済合理性と平常時の利便性に総合的に優れた施設整備を行うとしています。安全確保は両方のレベル、早期再開はレベル1、災害応急対策活動を行う機関の応急活動はレベル2までが目標と覚えましょう。
関連キーワード: 総合耐震・対津波計画基準・レベル1の津波・レベル2の津波・災害応急対策活動
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