一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅳ 構造 練習問題 第48問: 国土交通省官庁営繕部の木造計画・設計基準の資料(令和7年改定)に照らして、木造の耐久性の確保に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
国土交通省官庁営繕部の木造計画・設計基準の資料(令和7年改定)に照らして、木造の耐久性の確保に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 腐朽菌やしろありの活動に必要な水分を木材に作用させないようにした上で、耐腐朽性・耐蟻性の高い材や薬剤処理をフェイルセーフとして用いる。
水分を作用させないようにした上で、耐腐朽性・耐蟻性の高い材や薬剤処理を「フェイルセーフとして用いる」とした記述が適当です。国土交通省官庁営繕部の木造計画・設計基準の資料(令和7年改定)は、腐朽及び食害の進行を防ぐには、木材腐朽菌やしろありが活動するのに必要な水分が木に作用しないようにした上で、耐腐朽性・耐蟻性の高い材の使用や、薬剤による防腐・防蟻処理をフェイルセーフとして行うことを基本としています。
乾材シロアリは乾燥した木材も加害し、その予防策は必ずしも確立されていないとされ、建設地周辺で食害が確認されている場合は施設管理者に定期的な点検の実施を指導するとしているので、確立された予防策として木材を乾燥した状態に保つとした記述は誤りです。開放的簡易建築物に該当する建築物等についても、その用途に応じた合理的な劣化対策を講ずるとされているので、劣化対策の対象から除くとするのも誤りです。
接合金物の表面の結露は、接合金物が熱橋となることによるもので、室内側に露出している部分に発生するとされているので、外気側とするのは逆です。まず水を木材から遠ざけ、材と薬剤はその備えとして重ねる、と整理しましょう。
関連キーワード: 耐久性・腐朽・しろあり・フェイルセーフ・結露
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