一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅳ 構造 練習問題 第33問: 制振構造の計画に関する次の記述のうち、国土交通省官庁営繕部の官庁施設の総合耐震・対津波計画基準に照らして、最も不適当なものはどれか。
制振構造の計画に関する次の記述のうち、国土交通省官庁営繕部の官庁施設の総合耐震・対津波計画基準に照らして、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 長時間にわたる長周期地震動の影響の確認は、免震構造の耐震安全性の検討に限って行う。
「長時間にわたる長周期地震動の影響の確認は、免震構造の耐震安全性の検討に限って行う」が不適当です。官庁施設の総合耐震・対津波計画基準2.2.5.1(2)は、免震構造と制振構造のどちらについても、耐震安全性の検討は時刻歴応答解析を行い、振動性状や長時間にわたる長周期地震動の影響等を確認して行うとしています。
同基準は2.2.6(2)でも、固有周期の長い高層建築物について長時間にわたる長周期地震動の影響と主架構の損傷の蓄積を確認するとしており、長く続く揺れの確認は免震構造に限られません。「効果は、採用する架構と…振動外乱の大きさで異なるので…構造形式を選ぶ」は同基準2.2.5.1(1)のとおりです。
「点検等ができる構造とする」は同基準2.2.5.1(4)のとおりです。「制振構造は、原則として、大地震動に対しても、機能保持が特に必要な官庁施設について適用する」は同基準2.2.5.3(1)のとおりで、いずれも適当です。
2.2.5.1は免震と制振に共通の基本事項 (特性を見て選ぶ・長周期まで確かめる・周りの部材も安全に・点検できる) で、制振構造を適用するのは機能保持が特に必要な施設 (2.2.5.3) と整理しましょう。
関連キーワード: 制振構造・長周期地震動・時刻歴応答解析・点検・総合耐震計画基準
模試 (125問)
この問題が解けたら、本試験はどうですか?本番形式で、ほかの科目もまとめて確かめる
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月980円)Premium (ご利用中)制限時間 390分