一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅳ 構造 練習問題 第31問: 杭と基礎の接合部と杭の耐力に関する次の記述のうち、国土交通省官庁営繕部の建築構造設計基準(令和3年改定)とその資料、文部科学省の小学校施設整備指針(令和4年6月
学科Ⅳ 構造
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第31問
杭と基礎の接合部と杭の耐力に関する次の記述のうち、国土交通省官庁営繕部の建築構造設計基準(令和3年改定)とその資料、文部科学省の小学校施設整備指針(令和4年6月)に照らして、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 杭基礎の保有水平耐力の検討は、耐震安全性の分類がⅡ類及びⅢ類の建築物を対象として行う。
「杭基礎の保有水平耐力の検討は…Ⅱ類及びⅢ類の建築物を対象として行う」が不適当です。建築構造設計基準の資料9.4.2(大地震動時の検討)は、杭基礎の保有水平耐力の検討を、原則として、耐震安全性の分類がⅠ類及びⅡ類の建築物について行うとしています。
耐震安全性の目標が高い施設ほど、基礎まで含めて大地震動時の耐力を確かめる考え方です。保有水平耐力は、大地震のときに建物や杭が水平方向に耐えられる力の大きさです。
「水平力を確実に地盤に伝えられるよう…必要な強度を確保する」は文部科学省の小学校施設整備指針の水平力に対する設計の内容で適当です。「杭の圧縮方向の鉛直耐力は…いずれか小さい値とする」は同じ資料9.4.2の内容で、杭材・基礎スラブ・地盤のうち一番弱いところで耐力が決まる考え方です。
「杭の必要保有水平耐力は…上部構造の必要保有水平耐力以上」も同じ資料のとおり適当です(じん性のある杭では低減できる場合があります)。杭の大地震動時の検討は「Ⅰ類とⅡ類」と覚えましょう。
関連キーワード: 杭基礎・保有水平耐力・耐震安全性の分類・鉛直耐力
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