一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅳ 構造 練習問題 第29問: 基礎と地盤の検討に関する次の記述のうち、国土交通省官庁営繕部の建築構造設計基準(令和3年改定)に照らして、最も不適当なものはどれか。
学科Ⅳ 構造
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第29問
基礎と地盤の検討に関する次の記述のうち、国土交通省官庁営繕部の建築構造設計基準(令和3年改定)に照らして、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 直接基礎の設計は、鉛直力による応力度と沈下を確かめて行い、基礎底面に作用する水平力によるすべりの検討は杭基礎の設計で行う。
「直接基礎の設計は…水平力によるすべりの検討は杭基礎の設計で行う」が不適当です。建築構造設計基準9.3は、直接基礎の設計で、基礎底面に作用する鉛直力による応力度が地盤の許容応力度以下であることと、沈下によって上部構造に有害な影響を与えないことを確認し、基礎底面に水平力が作用する場合は基礎のすべりに対する検討を行うとしています。
すべりの検討は直接基礎そのものの設計に含まれます。「液状化…上部構造へ及ぼす影響もできるだけ少なくする」は基準9.2(1)、「地盤沈下、側方流動及び斜面崩壊…」は基準9.2(2)のとおりで適当です。
側方流動は、液状化した地盤が水平方向に流れ動く現象です。「基礎の施工方法は…有害な影響を及ぼさない工法を選定する」は基準9.1(2)のとおりで、施工時の騒音・振動や土と水の汚染まで考えて工法を選ぶ趣旨です。
直接基礎は、接地圧(鉛直力による応力度)・沈下・すべりの3つを確かめると覚えましょう。
関連キーワード: 直接基礎・すべり・液状化・側方流動
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