一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅳ 構造 練習問題 第23問: 国土交通省官庁営繕部の建築構造設計基準(令和3年改定)における、鉄筋コンクリート造の各部設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
学科Ⅳ 構造
– / 60 解いた
第23問
国土交通省官庁営繕部の建築構造設計基準(令和3年改定)における、鉄筋コンクリート造の各部設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 配管等による断面欠損と耐力の低下を避けるため、柱と梁だけでなく、壁と床版にも配管等を埋設しない。
「柱と梁だけでなく、壁と床版にも配管等を埋設しない」が不適当です。国土交通省官庁営繕部の建築構造設計基準(令和3年改定)の6.2は、鉄筋コンクリート造の各部材に原則として脆性的な破壊が生じないようにするとし、柱と梁には配管等を埋設しないとする一方、壁と床版については、埋設される配管等による影響を考慮するとしています。
壁と床版は埋設を禁じるのではなく、影響を考えたうえで設計する扱いです。梁貫通孔をせん断余裕度(部材のせん断耐力が、作用するせん断力をどれだけ上回るかの余裕)の小さい部位を避けて設け、必要な補強を行うとする記述は、同基準のとおりです。
せん断破壊は急に起こるため、余裕の小さい部位の断面欠損を避けます。耐力壁及び耐力壁以外の壁の開口部の隅角部を補強する記述も、片持ち床版の持ち出し長さを過大にせず、設計荷重を割り増すなどして版厚と配筋に余裕を持たせる記述も、同基準のとおりです。
配管等を埋設しないのは柱と梁で、壁と床版は影響を考慮して設計する、と覚えましょう。
関連キーワード: 梁貫通孔・せん断余裕度・鉄筋コンクリート造・片持ち床版
模試 (125問)
この問題が解けたら、本試験はどうですか?本番形式で、ほかの科目もまとめて確かめる
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月980円)Premium (ご利用中)制限時間 390分
広告