一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅳ 構造 練習問題 第22問: 国土交通省官庁営繕部の建築構造設計基準の資料における、鉄筋コンクリート造の梁貫通孔と部材の設計に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。ただし、Dは梁せい
学科Ⅳ 構造
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第22問
国土交通省官庁営繕部の建築構造設計基準の資料における、鉄筋コンクリート造の梁貫通孔と部材の設計に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。ただし、Dは梁せいとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 梁貫通孔は、原則として柱面から1.5Dの範囲内に設けず、ヒンジ領域を短くしても1.0D以上離す。
「原則として柱面から1.5Dの範囲内に設けず、ヒンジ領域を短くしても1.0D以上離す」が適当です。国土交通省官庁営繕部の建築構造設計基準の資料(令和3年改定)の6.2.2は、梁貫通孔について、梁端部のヒンジ領域(大地震時に曲げ降伏して変形を受け持つ梁の端の部分)を考慮し、原則として柱面から1.5D(Dは梁せい)離れた範囲内に設けないとし、せん断スパン比に応じて短いヒンジ領域を設定する場合も1.0D以上としています。
塑性化する梁端部の断面欠損を避けるためです。「中心間隔を両孔径の平均の1.5倍以上」は誤りで、中心間隔は両孔径の平均の3倍以上です。
「梁中央部では、梁上端からD/3の範囲に設けてはならない」も誤りで、上下の位置は梁せいの中央付近が望ましいとしたうえで、梁中央部で設けてはならないのは梁下端からD/3の範囲です。「内接円の径で判断する」も誤りで、孔径は梁せいの1/3以下とし、円形でない孔は外接円で考えます。
梁貫通孔は、端部から1.5D、孔径1/3以下(外接円)、間隔は平均孔径の3倍以上、と組で覚えましょう。
関連キーワード: 梁貫通孔・ヒンジ領域・鉄筋コンクリート造・建築構造設計基準
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