一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅳ 構造 練習問題 第20問: 国土交通省官庁営繕部の木造計画・設計基準(令和7年改定)における、軸組構法(軸構造系)の木造の構造設計の考え方に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
学科Ⅳ 構造
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第20問
国土交通省官庁営繕部の木造計画・設計基準(令和7年改定)における、軸組構法(軸構造系)の木造の構造設計の考え方に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 柱、梁若しくは耐力壁又はこれらの接合部では、原則として、割裂きやせん断破壊などによる急激な耐力低下が生じないようにする。
「割裂きやせん断破壊などによる急激な耐力低下が生じないようにする」が適当です。国土交通省官庁営繕部の木造計画・設計基準(令和7年改定)の4.7は、軸組構法(軸構造系)について、柱、梁若しくは耐力壁又はこれらの接合部で、原則として割裂き(木材が繊維に沿って裂ける壊れ方)やせん断破壊などによって構造耐力上支障のある急激な耐力低下が生じないようにするとしています。
脆性的な壊れ方を避けるためです。「面外方向の荷重に対する安全性は、柱と梁で確保する」は誤りで、耐力壁は水平荷重によるせん断力に加え、風圧力などの面外方向の荷重に対しても十分安全な構造とします。
「取り付く部材よりも先に接合部が降伏する強度とする」も誤りで、柱と梁の接合部は取り付く部材の強度に対して十分な強度とじん性(粘り強さ)を確保します。「水平荷重により生ずる応力は耐力壁に負担させる」も誤りで、同基準は柱にも鉛直荷重と水平荷重の両方により生ずる応力に対する十分な強度と剛性を求めています。
軸組構法では柱も水平荷重を受け持ち、どの部分でも急激な耐力低下を起こさないようにします。
関連キーワード: 木造計画・設計基準・軸組構法・耐力壁・じん性
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