一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅳ 構造 練習問題 第14問: 国土交通省官庁営繕部の官庁施設の総合耐震・対津波計画基準に定める、構造体の耐震安全性の分類に関する次の記述ア〜エのうち、正しいものの組合せとして、最も適当なもの
国土交通省官庁営繕部の官庁施設の総合耐震・対津波計画基準に定める、構造体の耐震安全性の分類に関する次の記述ア〜エのうち、正しいものの組合せとして、最も適当なものはどれか。 ア.Ⅰ類の建築物は、大地震動後、構造体の補修をすることなく建築物を使用できることを目標とし、建築基準法施行令第82条の3第2号の式で計算した数値に1.5を乗じて各階の必要保有水平耐力とする。 イ.Ⅱ類の建築物は、大地震動後、構造体の大きな補修をすることなく建築物を使用できることを目標とし、同号の式で計算した数値に1.5を乗じて各階の必要保有水平耐力とする。 ウ.Ⅲ類の建築物は、大地震動後、構造体の大きな補修をすることなく建築物を使用できることを目標とし、人命の安全確保に加えて機能確保が図られるものとする。 エ.Ⅱ類の建築物は、人命の安全確保に加えて機能確保が図られることを目標とし、同号の式で計算した数値に1.25を乗じて各階の必要保有水平耐力とする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. ア・エ
正しいのはアとエで、「ア・エ」が適当です。国土交通省官庁営繕部の官庁施設の総合耐震・対津波計画基準は、構造体の耐震安全性をⅠ類・Ⅱ類・Ⅲ類に分けています。
Ⅰ類は大地震動後に構造体の補修をすることなく使用できることを、Ⅱ類は大きな補修をすることなく使用できることを目標とし、どちらも人命の安全確保に加えて機能確保を図ります。目標に応じて耐力を割り増し、建築基準法施行令第82条の3第2号の式で計算した数値にⅠ類は1.5、Ⅱ類は1.25を乗じて各階の必要保有水平耐力とします。
イはⅡ類に1.5を乗じるとしている点が誤りで、1.5はⅠ類の割増しです。ウはⅢ類の目標をⅡ類のものと入れ替えた誤りで、Ⅲ類は構造体の部分的な損傷は生じるが建築物全体の耐力の低下は著しくないことを目標とし、人命の安全確保を図るものです。
補修の要否が厳しい順にⅠ類・Ⅱ類・Ⅲ類と並び、割増しもⅠ類1.5、Ⅱ類1.25と下がる、と整理しましょう。
関連キーワード: 総合耐震計画基準・耐震安全性の分類・必要保有水平耐力・割増し
模試 (125問)
この問題が解けたら、本試験はどうですか?本番形式で、ほかの科目もまとめて確かめる
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月980円)Premium (ご利用中)制限時間 390分