一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅳ 構造 練習問題 第12問: 事務所の柱の垂直荷重による圧縮力を計算する。この柱が支える床はすべて事務室の床で、その数は5である。大ばり・柱・基礎の構造計算に用いる事務室の積載荷重を建築基準
事務所の柱の垂直荷重による圧縮力を計算する。この柱が支える床はすべて事務室の床で、その数は5である。大ばり・柱・基礎の構造計算に用いる事務室の積載荷重を建築基準法施行令の表により1,800N/㎡とするとき、支える床の数に応じて減らすことができる積載荷重の下限の値として、最も適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 1,440N/㎡
「1,440N/㎡」が適当です。建築基準法施行令第85条第2項は、柱又は基礎の垂直荷重による圧縮力を計算する場合、同条第1項の表の大ばり・柱・基礎用の欄の数値を、支える床の数に応じた数値(2で0.95、3で0.9、4で0.85、5で0.8、6で0.75、7で0.7、8で0.65、9以上で0.6)を乗じた値まで減らせると定めています。
床が多いほど、すべての床に同時に大きな積載荷重が載ることは少ないため、と理解できます。床の数が5なので1,800×0.8=1,440N/㎡です。
「1,530N/㎡」は床の数4の0.85、「1,080N/㎡」は9以上の0.6を使った値です。「2,320N/㎡」は床の構造計算用の2,900N/㎡に0.8を乗じた値ですが、低減は大ばり・柱・基礎用の欄の数値に乗じます。
なお、劇場・映画館・集会場などの客席や集会室の床はこの低減ができず、倉庫業を営む倉庫の床は実況で計算した値が3,900N/㎡未満でも3,900N/㎡とします(同条第3項)。低減の数値は「床が1つ増えるごとに0.05ずつ下がり、下限は0.6」と覚えましょう。
根拠・参照資料: 建築基準法施行令第85条第2項
関連キーワード: 積載荷重・積載荷重の低減・支える床の数・柱の圧縮力
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