一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅰ 計画 練習問題 第30問: 文部科学省の中学校施設整備指針(令和4年6月)の考え方に照らして、防犯計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
文部科学省の中学校施設整備指針(令和4年6月)の考え方に照らして、防犯計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 学校建物が周辺建物と密接して立地し、隣接建物等からの不審者の侵入が心配される場合は、視線が通るよう囲障の高さを抑えることが重要である。
「学校建物が周辺建物と密接して立地し、…視線が通るよう囲障の高さを抑える」が不適当です。文部科学省の中学校施設整備指針の第9章 防犯計画の囲障の項では、学校建物が周辺建物と密接して立地している場合等で、隣接建物等から不審者の侵入が心配される状況では、囲障について十分な高さや形状を確保することが重要とされています。
同じ項で視線が通り死角を作らないフェンス等の採用が重要とされるのは、周辺からの見通しを妨げるブロック塀等を避けるという囲障の種類の話で、侵入が心配される場所で高さを抑えることではありません。視認性・領域性(見通しのよさと守る範囲のはっきりさ)の確保として、屋外各部と建物内の共用部分等は周囲からの見通しを確保して死角をなくし、どの範囲を何によってどう守るのかが明確になるよう工夫するとされています。
施設配置では、職員室や事務室等はアプローチ部分や屋外運動場等を見渡せ、緊急時にも即応できる位置へ配置するとされています。門の項では、見通しのきかない位置に門を設けざるを得ない場合は、施錠や開閉による来訪者の出入管理に特に留意するとされています。
囲障は見通しを妨げない種類を選びつつ、侵入のおそれがある所では高さと形状を確保します。
関連キーワード: 中学校施設整備指針・防犯計画・視認性・囲障
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