一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅰ 計画 練習問題 第16問: 国土交通省官庁営繕部の建築設計基準(令和7年改定)に示される、官庁施設の屋上緑化と構内の植栽の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
国土交通省官庁営繕部の建築設計基準(令和7年改定)に示される、官庁施設の屋上緑化と構内の植栽の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 上階にタイル等を使う場合や着雪・着氷のおそれがある場合は、建物周りの見通しを確保して、歩行者等が落下物に気付けるようにする。
「上階にタイル等を使う場合や着雪・着氷のおそれがある場合は、建物周りの見通しを確保して、歩行者等が落下物に気付けるようにする」が不適当です。国土交通省官庁営繕部の建築設計基準(令和7年改定)の外構の共通の事項は、通行するレベルより上階にタイル等を使う場合や着雪・着氷のおそれがある場合に、建物周りに植栽等を配置して歩行者や自動車等を近づけないようにするなど、落下物に対する危険防止の措置を講ずるとしています。
見通しの確保は歩行者や自動車等の安全で円滑な通行のための配慮で、落下物への措置は、植栽等で人を建物に近づけないようにすることなどです。植栽、工作物等を敷地内外からの自然監視性(人の目が自然に届くこと)を考え、死角をできる限り生じさせず警戒線(侵入を防ぐ境界)を形成できるよう計画する点は、同じ共通の事項のとおりです。
屋上緑化の植栽の種類と植栽基盤を、目的、構造体への負荷、維持管理の負担等を総合的に勘案し経済合理性が確保されるよう選ぶ点は屋上に関する事項、構内の植栽の種類を地域生態系の保全、生育条件、成長後の樹木の高さと樹形、維持管理の負担を考えて選ぶ点は植栽に関する事項のとおりです。落下物のおそれがある建物周りは、植栽等で人を近づけない、と覚えましょう。
関連キーワード: 建築設計基準・屋上緑化・自然監視性・落下物
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