一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅰ 計画 練習問題 第2問: 近代・現代の日本の建築物の構造と特徴に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
学科Ⅰ 計画
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第2問
近代・現代の日本の建築物の構造と特徴に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 旧開智学校校舎は、明治9年に地元の大工が建てた木造2階建の学校建築で、外壁の腰と隅に石を積み、正面中央の車寄の上方に八角形の塔屋を載せる。
「旧開智学校校舎は…外壁の腰と隅に石を積み」とする記述が誤りです。文化遺産オンライン(文化庁)の解説では、旧開智学校校舎は明治9年に地元の大工が建てた木造2階建の学校建築で、外壁は漆喰塗とし、腰と隅の石積みは鼠漆喰(灰色の漆喰)で石らしく見せた表現です。
正面中央の二層の車寄の上方に八角形の塔屋を載せる点は正しく、洋風を基調に伝統の意匠を織り交ぜた擬洋風(日本の大工が洋風建築を手本に在来の技術で建てた建築)の校舎です。代々木競技場第一体育館は昭和39年の東京オリンピックを機に建てられ、吊り構造で屋根と観客席を支え、中央が伸び上がる内部空間をつくり出しています。
東京駅丸ノ内本屋は大正3年竣工の鉄骨煉瓦造で、中央棟の南北に両翼を長く延ばし、建設当初は地上3階建でした。聴竹居の本屋は昭和3年の木造の住宅で、妻壁の換気窓や床下の導気口など、室内環境を改善する工夫が試みられています。
旧開智学校は、木造の外壁に漆喰で石積みを写した擬洋風の校舎と覚えましょう。
関連キーワード: 旧開智学校・擬洋風・吊り構造・鉄骨煉瓦造・聴竹居
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