一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅱ 環境・設備 練習問題 第25問: 住宅の外皮性能の評価で、雨戸が付いた窓の熱貫流率Uを求める。建築研究所の「エネルギー消費性能の評価の技術情報(住宅)」では、付属部材が付与される開口部の熱貫流率
住宅の外皮性能の評価で、雨戸が付いた窓の熱貫流率Uを求める。建築研究所の「エネルギー消費性能の評価の技術情報(住宅)」では、付属部材が付与される開口部の熱貫流率を U=0.5×Ud+0.5×Ud,r とする。ここでUd,rは付属部材が付与された状態の窓の熱貫流率で、その状態の熱抵抗は、窓の熱抵抗に付属部材の熱抵抗ΔRを加えたものとする。窓の熱貫流率Udが2.5 W/(m²·K)、雨戸の熱抵抗ΔRが0.10 m²·K/Wのとき、Uの値として、最も適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 2.25 W/(m²·K)
適当なのは「2.25 W/(m²·K)」です。建築研究所の技術情報(第3章第3節 5.2.2)は、付属部材が付与される開口部の熱貫流率を、付属部材のない窓の値Udと付属部材が付与された状態の値Ud,rを半分ずつ足す式(6)で表し、Ud,rは窓の熱抵抗(熱貫流率の逆数)に付属部材の熱抵抗を足し、その逆数をとる式(7)で求めます(表8では、シャッター又は雨戸の熱抵抗は0.10 m²·K/W)。
窓の熱抵抗は1÷2.5=0.40 m²·K/Wで、0.10を足すと0.50、その逆数でUd,r=2.00です。U=0.5×2.5+0.5×2.0=1.25+1.00=2.25となります。
「2.00」はUd,rをそのままUとした値で、式(6)の平均をしていません。「2.50」は雨戸の熱抵抗を入れない窓だけの値です。
「2.60」は熱抵抗0.10を熱貫流率2.5にそのまま足した値で、単位の違う量を足しているうえ、雨戸を付けると熱が逃げやすくなる向きの答えです。熱抵抗は足し合わせ、熱貫流率はその逆数に戻して求める、と押さえましょう。
関連キーワード: 熱貫流率・熱抵抗・付属部材・開口部
模試 (125問)
この問題が解けたら、本試験はどうですか?本番形式で、ほかの科目もまとめて確かめる
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月980円)Premium (ご利用中)制限時間 390分