一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅱ 環境・設備 練習問題 第10問: 容積2,000 m³、室内の総吸音力322 m²の室がある。天井を高くする改修で室容積を3,000 m³に増やし、同時に内装に吸音材を足して室内の総吸音力を64
学科Ⅱ 環境・設備
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第10問
容積2,000 m³、室内の総吸音力322 m²の室がある。天井を高くする改修で室容積を3,000 m³に増やし、同時に内装に吸音材を足して室内の総吸音力を644 m²にしたとき、改修後の残響時間として、最も適当なものはどれか。ただし、残響時間T〔秒〕はセイビンの式 T=0.161V/A(V:室容積〔m³〕、A:室内の総吸音力〔m²〕)で求めるものとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 0.75秒
「0.75秒」が適切です。セイビンの式T=0.161V/Aでは、残響時間は室容積に比例し、室内の総吸音力に反比例します。
改修前はT=0.161×2,000÷322=322÷322=1.0秒です。改修後は室容積が1.5倍、総吸音力が2倍なので、T=1.0×1.5÷2=0.75秒です。
式に入れても0.161×3,000÷644=483÷644=0.75秒となります(483と644はどちらも161の倍数で、3対4)。「0.5秒」は総吸音力が2倍になった分だけを見て、室容積が増えた分を落とした値です。
「1.5秒」は逆に室容積の1.5倍だけを見て、吸音材を足した分を落とした値です。「1.33秒」は2÷1.5で、比例と反比例を入れ替えた値です。
天井を上げると残響は長くなり、吸音材を足すと短くなるので、両方の比を掛け合わせます。残響時間は「容積の比÷吸音力の比」の倍率で変わる、と覚えましょう。
関連キーワード: 残響時間・セイビンの式・吸音力・室容積
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