一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅱ 環境・設備 練習問題 第3問: 室温20℃、外気温0℃の室の外壁がある。外壁の熱貫流率は0.5 W/(m²·K)、室内側の表面熱伝達抵抗は0.11 m²·K/W、外気側の表面熱伝達抵抗は0.0
学科Ⅱ 環境・設備
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第3問
室温20℃、外気温0℃の室の外壁がある。外壁の熱貫流率は0.5 W/(m²·K)、室内側の表面熱伝達抵抗は0.11 m²·K/W、外気側の表面熱伝達抵抗は0.04 m²·K/Wである。この外壁の室内側の表面温度として、最も適当なものはどれか。ただし、室温と外気温は一定に保たれ、熱は外壁を厚さの方向にだけ伝わるものとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 18.9℃
「18.9℃」が適切です。定常状態では、壁を通る熱流は室内側の表面でも壁の中でも外気側の表面でも同じ大きさです。
まず熱貫流率と内外の温度差から熱流を求めると、0.5×(20−0)=10 W/m²です。室内の空気から壁の表面までの温度の下がり方は、この熱流に室内側の表面熱伝達抵抗を掛けた10×0.11=1.1℃なので、表面温度は20−1.1=18.9℃になります。
「1.1℃」は表面での温度の降下量をそのまま答えた値です。「17.8℃」は、熱流を求めずに内外の温度差20℃に0.11を掛けた2.2℃を室温から引いた値です。
「19.6℃」は、室内側でなく外気側の表面熱伝達抵抗0.04を使って10×0.04=0.4℃を引いた値です。外気側の表面温度は0+0.4=0.4℃で、外気側の値はこちらに使います。
室内側の表面温度がその室の露点温度を下回ると表面結露が起きるので、熱貫流率を小さくすると表面温度が室温に近づき、結露しにくくなります。
関連キーワード: 表面温度・熱貫流率・表面熱伝達抵抗・結露
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