一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅲ 法規 練習問題 第52問: 防炎対象物品の防炎性能と防炎表示に関する次の記述のうち、消防法上、誤っているものはどれか。
防炎対象物品の防炎性能と防炎表示に関する次の記述のうち、消防法上、誤っているものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 防火対象物の関係者は、使用する防炎対象物品に防炎性能を与えるための処理をさせたときは、その旨を所轄消防長又は消防署長に届け出なければならない。
「防炎性能を与えるための処理をさせたときは、その旨を所轄消防長又は消防署長に届け出なければならない」が誤りです。消防法第8条の3第5項は、高層建築物や地下街など同条第1項の防火対象物の関係者が、使用する防炎対象物品(どん帳、カーテン、展示用合板など)に防炎性能を与えるための処理をさせたときや、表示の付いた生地からカーテンなどを作製させたときは、総務省令で定めるところにより、その旨を明らかにしておかなければならないとしています。
消防長等への届出ではありません。「表示が付された生地から作製させた関係者は、その旨を明らかにしておかなければならない」は同項のとおりです。
「表示又は指定表示が付されているものでなければ、防炎物品として販売し、又は販売のために陳列してはならない」は同条第4項のとおりで、防炎物品は防炎性能を有する防炎対象物品やその材料をいいます。「法令の規定により表示を付する場合を除くほか、防炎性能を有する旨の表示又はこれと紛らわしい表示を付してはならない」は同条第3項のとおりで、付けてよいのは同条第2項の表示と産業標準化法などによる指定表示です。
防炎処理や表示付きの生地からの作製をさせた関係者がするのは、消防長等への届出ではなく、その旨を明らかにしておくこと、と押さえましょう。
根拠・参照資料: 消防法第8条の3第1項、消防法第8条の3第3項、消防法第8条の3第4項、消防法第8条の3第5項
関連キーワード: 防炎規制・防炎対象物品・地下街・防炎表示
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