一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅲ 法規 練習問題 第51問: 統括防火管理者に関する次の記述のうち、消防法上、正しいものはどれか。
統括防火管理者に関する次の記述のうち、消防法上、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 高さ31mを超える建築物で管理について権原が分かれているものの権原者は、協議して統括防火管理者を定めなければならない。
「高さ31mを超える建築物で管理について権原が分かれているものの権原者は、協議して統括防火管理者を定めなければならない」が正しい記述です。消防法第8条の2第1項は、高層建築物(高さ31mを超える建築物。同項)などで管理の権原が分かれているものについて、権原を有する者が協議して統括防火管理者(建物全体の防火管理を取りまとめる防火管理者)を定め、全体の消防計画の作成や訓練などを行わせるとしています。
「消防長又は消防署長が、権原を有する者に代わって統括防火管理者を定めることができる」は誤りで、同条第5項により、定められていないと認めるときに消防長又は消防署長ができるのは、権原を有する者に定めるべきことを命ずることです。「地下街は消防長又は消防署長の指定がなくても定めなければならない」は誤りで、同条第1項は、権原が分かれている地下街については、消防長若しくは消防署長が指定するものに限って定めることとしています。
「権原を有する者のうちから協議して定める」は誤りで、同項は、政令で定める資格を有する者のうちから定めるとしています。統括防火管理者は、高層建築物では指定なしに、地下街では消防長等が指定したときに、権原者が資格を有する者から協議して定め、定めないときは消防長等が定めるよう命ずる、と押さえましょう。
根拠・参照資料: 消防法第8条の2第1項、消防法第8条の2第5項
関連キーワード: 統括防火管理者・高層建築物・消防計画・消防法
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