一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅲ 法規 練習問題 第49問: 建築士の業務上の義務と禁止に関する次の記述のうち、建築士法上、正しいものはどれか。
建築士の業務上の義務と禁止に関する次の記述のうち、建築士法上、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 建築士は、建築基準法の定める基準に適合しない建築物の建築について、指示をし、又は相談に応じてはならない。
「建築基準法の定める基準に適合しない建築物の建築について、指示をし、又は相談に応じてはならない」が正しい記述です。建築士法第21条の3は、建築基準法の基準に適合しない建築物の建築その他の法令に違反する行為について、建築士が指示をし、相談に応じ、その他これらに類する行為をすることを禁じています。
「信用又は品位を害するような行為をしないよう努めなければならない」は誤りで、建築士法第21条の4は信用失墜行為を努力義務ではなく禁止として定めています。「設計の内容に関して適切な説明を行わなければならない」は誤りで、建築士法第18条第2項は委託者への説明を「行うように努めなければならない」とする努力義務です。
「承諾が得られなかったときは、その設計図書の一部を変更することができない」は誤りで、建築士法第19条ただし書は、承諾を求めることのできない事由があるときや承諾が得られなかったときは、自己の責任において変更できるとしています。建築士法では、違反行為の指示・相談と信用失墜行為は禁止、委託者への設計の説明は努力義務、承諾が得られないときは自己の責任で変更できる、と押さえましょう。
根拠・参照資料: 建築士法第21条の3、建築士法第21条の4、建築士法第18条第2項、建築士法第19条
関連キーワード: 違反行為の指示等の禁止・信用失墜行為の禁止・設計の変更・建築士法
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