一級建築士試験 学科の試験 学科Ⅲ 法規 練習問題 第33問: 建築士事務所の管理建築士及び業務の再委託に関する次の記述のうち、建築士法上、正しいものはどれか。
建築士事務所の管理建築士及び業務の再委託に関する次の記述のうち、建築士法上、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 延べ面積が300㎡を超える建築物の新築工事に係る設計の業務は、委託者の許諾を得た場合でも、一括して他の建築士事務所の開設者に委託できない。
「延べ面積300㎡超の新築工事に係る設計の業務は、委託者の許諾を得ても一括して他の開設者に委託できない」が正しい記述です。建築士法第24条の3第2項は、延べ面積が300㎡を超える建築物の新築工事に係る設計又は工事監理の業務を、委託者の許諾を得た場合でも、それぞれ一括して他の建築士事務所の開設者に委託することを禁じています(300㎡は同項の括弧書きの数)。
規模の大きい新築の業務を丸ごと他へ回すことを防ぐ定めです。「一部であっても他の開設者に委託してはならない」は誤りです。
同条第1項が許諾があっても禁じるのは建築士事務所の開設者以外の者への委託で、他の開設者への一部の再委託は禁じていません。「開設者は管理建築士の意見に従わなければならない」は誤りで、第24条第5項の定めは意見を「尊重しなければならない」です。
「技術者の選定及び配置は開設者が総括する」も誤りで、同条第3項第2号は、業務を担当させる建築士その他の技術者の選定及び配置を、管理建築士(事務所の技術面をまとめる建築士)が総括する技術的事項に挙げています。再委託は、開設者以外の者へは許諾があっても不可、300㎡超の新築の業務は他の開設者へも一括では不可と覚えましょう。
根拠・参照資料: 建築士法第24条第3項〜第5項、第24条の3第1項・第2項
関連キーワード: 管理建築士・再委託の制限・建築士事務所・建築士法
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