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移動式クレーン運転士 移動式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 練習問題 第10問: アウトリガーをいっぱいに張り出した移動式クレーンで、転倒支点 (アウトリガーの接地点) は旋回中心から 3m の位置にある。カウンタウエイトを含む機体の質量は

問題 10 / 10最後の問題
上級移動式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識

アウトリガーをいっぱいに張り出した移動式クレーンで、転倒支点 (アウトリガーの接地点) は旋回中心から 3m の位置にある。カウンタウエイトを含む機体の質量は 24t で、その重心は旋回中心から転倒支点と反対側へ 1.5m の位置にある。作業半径 9m で荷をつるとき、転倒支点まわりの安定モーメントと転倒モーメントがちょうどつり合う荷の質量 (つり具を含む) として、最も近い値は次のうちどれか。ただし、ジブの質量は無視する。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 2. 約18t

肢2が正解です。転倒支点から機体の重心までの水平距離は 3m + 1.5m = 4.5m なので、安定モーメントは 24t × 4.5m = 108t·m です。荷は転倒支点から 9m − 3m = 6m の位置に働くので、荷の質量を W とすると転倒モーメントは W × 6m です。両者がつり合うのは 108 = 6W、W = 18t のときです。肢3の24tは機体の質量をそのまま答えたもの、肢1の12tは作業半径 9m をそのまま腕の長さにした値、肢4・肢5は距離を逆に使った値です。実際の定格総荷重は、この転倒限界に対して十分な余裕をもたせて定められており、限界の値まで荷をつることはできません。

関連キーワード: 安定モーメント・転倒モーメント・転倒支点・作業半径・安定度

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