保育士試験(筆記) 保育原理 練習問題 第16問: 明治期の日本における幼稚園の創設と普及に関する記述として、最も適切なものを一つ選びなさい。
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中級推定正答率 約 54%
明治期の日本における幼稚園の創設と普及に関する記述として、最も適切なものを一つ選びなさい。
解答と解説を先に見る
正解: 2. 明治15年、文部卿は、都会でなくても設けやすい簡易な幼稚園を設け、父母が養育に手の回らない貧しい家庭の子どもを入れるよう奨励した。
「明治15年、文部卿は…簡易な幼稚園を設け…奨励した」が適切です。文部科学省『学制百年史』は、明治15年12月に文部卿が各府県の学務課長に対し、文部省直轄の幼稚園は規模が大きく都会でないと設置しにくいとして、より簡易な編成の幼稚園を新設し、父母が養育を顧みる暇のない家庭の子どもを入れるよう簡易幼稚園を奨励したと記しています。「保育時間を毎日8時間」は誤りで、明治10年の幼稚園規則は保育の時間を毎日4時間としました。「教育令は、幼稚園を小学校の一種として位置付けた」は誤りで、明治12年の教育令は幼稚園を学校と区別して取り扱いました。「地方には幼稚園が設けられず」は、明治12年に鹿児島女子師範学校付属幼稚園が開設され、明治18年には幼稚園数が30園となっていた事実と合いません。「年齢で分けず、全員を一つの組で」は、同規則が満5年以上・満4年以上・満3年以上の3組に分けた点と逆です。簡易幼稚園は貧しい家庭の子どもを入れることを目指した点を押さえましょう。
関連キーワード: 簡易幼稚園・東京女子師範学校付属幼稚園・教育令・幼稚園規則
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