銀行業務検定試験 財務3級 損益分岐点分析 練習問題 第3問: 融資の担当者が、取引先B社(売上高120,000千円、変動費率80%、固定費18,000千円(支払利息を含む))から収益改善の2案の説明を受けた。A案は固定費を
融資の担当者が、取引先B社(売上高120,000千円、変動費率80%、固定費18,000千円(支払利息を含む))から収益改善の2案の説明を受けた。A案は固定費を2,000千円削減する案、B案は仕入条件の見直しで変動費率を5ポイント引き下げる案である。売上高とその他の条件は変わらないものとし、それぞれの案だけを実施した場合を比べる。両案の効果の比較として、最も適切なものはどれか。
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正解: 2. B案実施後の損益分岐点売上高は72,000千円で、A案実施後より8,000千円低い。
「B案実施後の損益分岐点売上高は72,000千円で、A案実施後より8,000千円低い」が適切です。損益分岐点売上高は固定費÷限界利益率(1-変動費率)で求め、現状は18,000÷0.2=90,000千円です。A案は16,000÷0.2=80,000千円、B案は限界利益率が25%になり18,000÷0.25=72,000千円なので、差は80,000-72,000=8,000千円です。「75,000千円で、現状より15,000千円低い」は5ポイントを変動費率の5%減(80%×0.95=76%)と読み、18,000÷0.24とした誤りです。「A案実施後は88,000千円」は固定費の削減額2,000千円をそのまま損益分岐点の下げ幅とみなした誤りで、B案を75,000千円とした差の13,000千円も誤りです。「変動費率を下げても損益分岐点売上高は変わらない」は誤りで、変動費率が下がると限界利益率が上がり、損益分岐点は下がります。「経常利益の増加額はA案のほうが大きい」も誤りで、現在の売上高での増加額はA案2,000千円、B案120,000×5%=6,000千円です。
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