銀行業務検定試験 財務3級 損益分岐点分析 練習問題 第1問: 融資の担当者が、取引先A社の損益計算書(単位:千円)の費目を次のとおり変動費と固定費に分けた。売上高200,000。売上原価142,000の内訳は、材料費70,
融資の担当者が、取引先A社の損益計算書(単位:千円)の費目を次のとおり変動費と固定費に分けた。売上高200,000。売上原価142,000の内訳は、材料費70,000(変動費)、外注加工費40,000(変動費)、労務費20,000(固定費)、減価償却費12,000(固定費)。販売費及び一般管理費36,000の内訳は、荷造運賃10,000(変動費)、その他26,000(固定費)。営業外費用は支払利息4,000だけで、営業外収益はない。支払利息を固定費に含めて行うA社の経常利益ベースの損益分岐点分析の結果として、最も適切なものはどれか。
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正解: 3. 損益分岐点売上高は155,000千円である。
「損益分岐点売上高は155,000千円である」が適切です。損益分岐点売上高は、固定費を限界利益率(1-変動費率)で割って求めます。問題文の区分では、変動費は材料費70,000+外注加工費40,000+荷造運賃10,000=120,000(変動費率60%、限界利益率40%)、固定費は労務費20,000+減価償却費12,000+その他26,000+支払利息4,000=62,000で、62,000÷0.4=155,000千円です(検算:200,000×0.4-62,000=18,000で、経常利益200,000-142,000-36,000-4,000と一致)。「固定費は…58,000千円」は支払利息を入れ忘れています。「損益分岐点比率は70.0%」は労務費を変動費に入れた値(42,000÷0.3=140,000、140,000÷200,000)で、正しくは155,000÷200,000=77.5%です。「変動費は…152,000千円」は労務費と減価償却費まで変動費とした誤りです。「荷造運賃は固定費に当たり、限界利益率は45%」は問題文の区分に反し、正しい限界利益率は40%です。
関連キーワード: 損益分岐点売上高・固変分解・限界利益率・支払利息