銀行業務検定試験 財務3級 資金繰り・キャッシュ・フローの分析 練習問題 第1問: 融資先A社のキャッシュ・フロー計算書の区分を確認している。A社は、取得日から満期日までの期間が3か月以内の定期預金を現金同等物に含める方針をとっている。キャッシ
この科目 –/7 解いた
初級推定正答率 約 78%
融資先A社のキャッシュ・フロー計算書の区分を確認している。A社は、取得日から満期日までの期間が3か月以内の定期預金を現金同等物に含める方針をとっている。キャッシュ・フロー計算書の区分の記載について、適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 1. 満期まで6か月の定期預金に預け入れた支出は、投資活動によるキャッシュ・フローの区分に記載する。
「満期まで6か月の定期預金に預け入れた支出」を投資活動に記載するのが適切です。連結キャッシュ・フロー計算書等の作成基準は、資金の範囲を現金と現金同等物とし、現金同等物の例に取得から満期までが3か月以内の定期預金などを挙げています。A社の方針では6か月の定期預金は現金同等物に入らない短期投資なので、その取得は投資活動の区分に記載します(財務諸表等規則第114条も、現金同等物を除く有価証券の取得や貸付金の回収を投資活動に掲げます)。「2か月の定期預金」の預入れは資金の中での振替えにすぎず、どの区分にも出てきません。法人税等は活動ごとに課税所得を分けるのが難しいため、按分せず営業活動の区分に一括して記載します。「貸付金の回収による収入」は財務ではなく投資活動、「自己株式の取得による支出」は投資ではなく財務活動(同規則第115条)です。融資の担当者は、投資活動のマイナスが設備投資なのか定期預金の預入れなのかを内訳で見分けましょう。
根拠・参照資料: 財務諸表等規則第114条
関連キーワード: キャッシュ・フロー計算書・現金同等物・投資活動によるキャッシュ・フロー・表示区分
広告
広告