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銀行業務検定試験 財務3級 税効果・減損などの会計基準と連結 練習問題 第1問: 融資先A社の工場(資産グループ)に減損の兆候がある。当期末の資料は、帳簿価額8,000万円、割引前将来キャッシュ・フローの総額6,500万円、時価5,200万円

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中級

融資先A社の工場(資産グループ)に減損の兆候がある。当期末の資料は、帳簿価額8,000万円、割引前将来キャッシュ・フローの総額6,500万円、時価5,200万円、処分費用見込額400万円、使用価値5,000万円である。企業会計審議会「固定資産の減損に係る会計基準」に従うとき、当期に計上する減損損失の額として、最も適切なものはどれか。

解答と解説を先に見る

正解: 2. 3,000万円

「3,000万円」が適切です。企業会計審議会「固定資産の減損に係る会計基準」では、まず割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比べ、総額が帳簿価額を下回れば減損損失を認識します。6,500万円<8,000万円なので認識します。測定では帳簿価額を回収可能価額まで下げ、回収可能価額は正味売却価額(時価−処分費用見込額)と使用価値の高い方です。正味売却価額=5,200−400=4,800万円、使用価値は5,000万円なので回収可能価額は5,000万円、減損損失=8,000−5,000=3,000万円です。「3,200万円」は低い方の4,800万円を使った誤り、「1,500万円」は判定に使う割引前キャッシュ・フローで測定した誤り(8,000−6,500)、「2,800万円」は処分費用を引かずに時価5,200万円を回収可能価額とした誤りです。「0円」は認識の判定を取り違えた誤りです。減損損失は純資産を直接減らすので、融資の審査では額の出し方まで確かめます。

関連キーワード: 減損損失・回収可能価額・正味売却価額・使用価値

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