銀行業務検定試験 財務2級 損益分岐点分析 練習問題 第1問: 融資の担当者が、取引先の甲社の損益計算書の費目(単位:千円)を次のとおり区分した。 売上高:金額600,000、区分− 材料費・外注加工費:金額282,000、
融資の担当者が、取引先の甲社の損益計算書の費目(単位:千円)を次のとおり区分した。
| 費目 | 金額 | 区分 |
|---|---|---|
| 売上高 | 600,000 | − |
| 材料費・外注加工費 | 282,000 | 変動費 |
| 荷造運賃・販売手数料 | 48,000 | 変動費 |
| 人件費・減価償却費 | 168,000 | 固定費 |
| 地代家賃・その他の経費 | 48,000 | 固定費 |
| 支払利息 | 13,500 | 営業外費用 |
| 受取利息 | 4,500 | 営業外収益 |
甲社の経常段階の損益分岐点売上高(経常利益がゼロになる売上高)として、最も適切なものはどれか。なお、支払利息と受取利息は売上高によらず一定とし、千円未満は四捨五入する。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 500,000千円
500,000千円が正しく、決め手は支払利息を固定費に加え、受取利息を固定費から引いてから限界利益率で割ることです。限界利益は売上高から変動費を引いた額で、固定費を回収する元手になります。
変動費=282,000+48,000=330,000千円
限界利益率=(600,000−330,000)÷600,000=45%
営業段階の固定費=168,000+48,000=216,000千円
経常段階の固定費=216,000+13,500−4,500=225,000千円
損益分岐点売上高=225,000÷45%=500,000千円
検算すると、500,000×45%=225,000千円で固定費と一致します。
「480,000千円」は利息を入れず216,000千円を割った営業段階の値です。「510,000千円」は受取利息を引かず229,500千円を割った値です。
「409,091千円」は限界利益率でなく変動費率55%で割った値です。「620,000千円」は営業利益54,000千円を分子に足した値です。
経常段階の損益分岐点は、営業外の利息を純額で固定費に入れてから限界利益率で割って求めます。
関連キーワード: 損益分岐点売上高・限界利益率・変動費・固定費・支払利息
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