中小企業診断士 第1次試験 情報システム戦略とデータ活用 練習問題 第1問: エンタープライズ・アーキテクチャ(EA)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
エンタープライズ・アーキテクチャ(EA)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. EAでは、現状(AsIs)モデルと理想(ToBe)モデルを対比させて、次期モデルを定める。
「現状(AsIs)モデルと理想(ToBe)モデルを対比させて、次期モデルを定める」が適切です。経済産業省の講演資料(平成16年)は、EAの成果物を、現状(AsIs)モデルの分析、理想(ToBe)モデルの策定、両者を対比させて現実的な導入目標を決める次期モデルの策定、の順に作るとしています。
理想は目指す姿として先に描き、次期モデルはそこへ向かう途中の現実的な目標です。現状と次期を比べて理想を決めるという記述は、理想と次期の役割を入れ替えています。
組織の目的と原則(Mission & Principles)は、成果物を作る前の前提作業で決めるもので、理想モデルを策定する際はこれを踏まえます。理想モデルの後に合わせて決めるのではありません。
現状分析では、政策・業務体系とデータ体系から業務の現状を、適用処理体系と技術体系からシステムの現状を明らかにします。データ体系をシステムの側、適用処理体系を業務の側に置く記述は、組合せを取り違えています。
ソフトウェア・ハードウェア・ネットワークの技術の構成を表すのは技術体系で、適用処理体系(アプリケーションの体系)は業務機能と情報の流れをまとめたサービスの固まりの構成です。EAのモデルは目的と原則を決めてから現状・理想・次期の順に作り、次期モデルは現状と理想を対比して決める。
関連キーワード: エンタープライズアーキテクチャ・AsIs・ToBe・次期モデル・4つの体系
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