中小企業診断士 第1次試験 システム開発・プロジェクト管理・情報セキュリティ 練習問題 第12問: IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」第4.0版が示す、ランサムウェアや障害に備えたバックアップの方法と用語に関する記述として、最も適切なものはど
IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」第4.0版が示す、ランサムウェアや障害に備えたバックアップの方法と用語に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 世代管理は、複数のタイミングにわたってデータのバックアップを保持する方法で、データが失われても特定の時点のバックアップに遡って復元できる。
「世代管理は、複数のタイミングにわたってデータのバックアップを保持する方法で、特定の時点のバックアップに遡って復元できる」が適切です。ガイドラインは、バックアップ方法の例として世代管理と物理的隔離を挙げ、世代管理によって、データが破損などで失われた場合でも特定の時点に遡って復元できるとしています。
物理的隔離は、バックアップデータを元のシステムから物理的に分離した場所に保存する方法で、保管先は可能な限り遠隔地とし、例に銀行の貸金庫や信頼できる取引先・関連会社を挙げています。「同じ社屋の別の階」は例にありません。
また、物理的隔離は、システム障害や災害、サイバー攻撃のどれが起きてもバックアップデータが影響を受けるリスクを下げられるとされ、サイバー攻撃だけに向けた方法ではありません。目標の復旧レベルに戻すまでの時間は目標復旧時間(RTO)で、目標復旧時点(RPO)は、どの時点(直近のバックアップ時点)まで戻すかの目標です。
対策例は、バックアップに使う装置・媒体を「バックアップ時のみ」パソコンと接続するとしており、「夜間の時間帯を選んで」ではありません。バックアップは、世代管理で過去の時点に戻せるようにし、物理的に離した場所(できれば遠隔地)に置き、装置や媒体はバックアップの時だけつなぐと覚えます。
関連キーワード: バックアップ・世代管理・物理的隔離・目標復旧時点(RPO)
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