日商簿記2級 商業簿記・仕訳 練習問題 第29問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当期首に、業務で使用してきた備品 (取得原価900,000円、減価償却累計額720,000円、間接法で記帳) を除却し
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当期首に、業務で使用してきた備品 (取得原価900,000円、減価償却累計額720,000円、間接法で記帳) を除却し、倉庫に保管することとした。この備品の処分価値は50,000円と見積もられたため、当該金額を貯蔵品として計上する。
解答と解説を先に見る
正解: 4. 借方 備品減価償却累計額 720,000・貯蔵品 50,000・固定資産除却損 130,000 / 貸方 備品 900,000
除却とは固定資産を事業の用から外すことをいい、まだ売却していないため処分価値の見積額を「貯蔵品」として資産計上します。備品の帳簿価額は取得原価900,000円-減価償却累計額720,000円=180,000円であり、貯蔵品として引き継ぐ50,000円を差し引いた180,000円-50,000円=130,000円が「固定資産除却損」となります。間接法なので取得原価900,000円を貸方で減らし、対応する減価償却累計額720,000円を借方で取り崩します(借方合計720,000+50,000+130,000=900,000円で貸借一致)。したがって選択肢4が正解です。 選択肢2は処分価値50,000円の貯蔵品計上が漏れており、除却損を180,000円と過大に計上しているため誤りです。 選択肢3は処分価値を「現金」で受け取ったことにしていますが、本問では売却しておらず代金の受取りもないため誤りです。 選択肢1は損失の勘定科目が誤りで、売却していない除却では「固定資産売却損」ではなく「固定資産除却損」を用います。
関連キーワード: 固定資産の除却・貯蔵品・固定資産除却損・減価償却累計額
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