日商簿記2級 商業簿記・個別論点 練習問題 第50問: 次の連結修正仕訳として正しいものはどれか。 P社はS社の発行済株式の80%を保有している。当期末のP社の売掛金には、S社に対するもの2,000,000円が含まれ
次の連結修正仕訳として正しいものはどれか。 P社はS社の発行済株式の80%を保有している。当期末のP社の売掛金には、S社に対するもの2,000,000円が含まれている。P社は売掛金の期末残高に対して2%の貸倒引当金を設定し、繰入額を貸倒引当金繰入として処理している。連結財務諸表の作成にあたり、この連結会社間の債権に対応する貸倒引当金を修正する仕訳を示しなさい。なお、P社がS社に対する売掛金を計上したのは当期が最初であり、前期末に連結会社間の債権はない。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. (借) 貸倒引当金 40,000 / (貸) 貸倒引当金繰入 40,000
連結上、S社に対する売掛金2,000,000円は買掛金と相殺されて消えるため、その債権に対して設定された貸倒引当金も存在しないものとして取り消します。修正額=2,000,000×2%=40,000円。貸倒引当金(資産のマイナス)を減らすので借方に貸倒引当金40,000、その分だけ費用が減るので貸方に貸倒引当金繰入40,000を計上する選択肢3が正解です。 選択肢2は貸借が逆で、消去すべき貸倒引当金をさらに積み増してしまう誤りです。 選択肢1は非支配株主持分への按分を加えていますが、本問の貸倒引当金を設定したのは親会社P社(債権者はP社)なので、修正による利益の増加は全額親会社に帰属し按分は不要です(按分が必要になるのは子会社が親会社に対する債権に貸倒引当金を設定していた場合です)。 選択肢4は誤りで、債権債務を相殺した以上、それに対応する貸倒引当金と繰入額も連結上は過大計上となるため必ず修正します。
関連キーワード: 連結会計・貸倒引当金の修正・債権債務の相殺消去・貸倒引当金繰入・成果連結
模試 (30問)
この問題が解けたら、本試験はどうですか?本番形式で、ほかの科目もまとめて確かめる
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月980円)Premium (ご利用中)本番と同じ制限時間