日商簿記2級 商業簿記・個別論点 練習問題 第2問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 株主総会において、その他資本剰余金を財源として株主への配当金1,500,000円を決議した。あわせて会社法の定めに従い
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 株主総会において、その他資本剰余金を財源として株主への配当金1,500,000円を決議した。あわせて会社法の定めに従い準備金を積み立てる。なお、決議の時点の資本金は20,000,000円、資本準備金は3,600,000円、利益準備金は1,280,000円である。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. (借) その他資本剰余金 1,620,000 / (貸) 未払配当金 1,500,000・資本準備金 120,000
その他資本剰余金を財源とする剰余金の配当では、資本準備金を積み立てます(会社計算規則第22条第1項)。積立額は、配当額の10分の1(1,500,000×1/10=150,000円)と、資本金の4分の1から準備金の合計を差し引いた額(20,000,000×1/4-(3,600,000+1,280,000)=120,000円)のうち少ない方の120,000円です(会社法第445条第4項)。借方のその他資本剰余金は配当額と積立額の合計1,620,000円となり、選択肢3が正解です。 選択肢2は限度を確かめずに配当額の10分の1を積み立てており、準備金の合計が資本金の4分の1を超えます。 選択肢4は積立額は正しいものの、資本剰余金を財源とする配当で利益準備金を積み立てています。 選択肢1は積立額を繰越利益剰余金から利益準備金へ積み立てていますが、本問の財源はその他資本剰余金です。
根拠・参照資料: 会社法第445条第4項、会社計算規則第22条第1項
関連キーワード: 剰余金の配当・その他資本剰余金・準備金・資本金
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