日商簿記2級 決算・財務諸表 練習問題 第28問: 次の決算整理仕訳として正しいものはどれか。 決算整理前の現金過不足勘定は借方残高 27,000円である。決算にあたり原因を調査したところ、通信費 15,000円
次の決算整理仕訳として正しいものはどれか。 決算整理前の現金過不足勘定は借方残高 27,000円である。決算にあたり原因を調査したところ、通信費 15,000円の支払いの記帳漏れと、受取手数料 8,000円の受取りの記帳漏れが判明した。残額については原因が判明しなかったため、適切な科目に振り替える。
解答と解説を先に見る
正解: 3. (借) 通信費 15,000 雑損 20,000 / (貸) 現金過不足 27,000 受取手数料 8,000
現金過不足が借方残高27,000円ということは、実際有高が帳簿残高より27,000円少なかったことを意味します。判明した原因のうち、通信費15,000円の支払いの記帳漏れは費用の計上漏れなので「(借) 通信費 15,000 / (貸) 現金過不足 15,000」、受取手数料8,000円の受取りの記帳漏れは収益の計上漏れなので「(借) 現金過不足 8,000 / (貸) 受取手数料 8,000」となります。これらを反映すると現金過不足の残高は 27,000円 − 15,000円 + 8,000円 = 20,000円 の借方残高となり、原因不明のこの20,000円を費用である「雑損」に振り替えます。これらをまとめた選択肢3が正解です (借方合計 15,000 + 20,000 = 35,000円、貸方合計 27,000 + 8,000 = 35,000円 で一致します)。 選択肢4は受取手数料を借方に計上しており、収益の計上漏れを収益の減少として処理してしまっているため誤りです。その結果、雑損も4,000円と過少になります。 選択肢1は不足額に対する原因不明分を「雑益」としており、雑損と雑益を取り違えています。実際有高が不足している以上、原因不明分は損失 (雑損) です。 選択肢2は仕訳全体の貸借が逆になっており、現金過不足を借方に計上して残高をさらに増やしてしまうため誤りです。
関連キーワード: 現金過不足・雑損・雑益・決算整理・原因不明
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