日商簿記2級 原価計算・CVP 練習問題 第40問: 次の資料にもとづき、当期の経営レバレッジ係数と、次期に売上高が当期より5%増加した場合の営業利益の増加額の組合せとして正しいものはどれか。なお、次期の販売単価・
次の資料にもとづき、当期の経営レバレッジ係数と、次期に売上高が当期より5%増加した場合の営業利益の増加額の組合せとして正しいものはどれか。なお、次期の販売単価・変動費率・固定費は当期と同一とする。 [資料] ・当期売上高 6,000,000円 ・当期変動費 3,600,000円 ・当期固定費 1,800,000円
解答と解説を先に見る
正解: 3. 経営レバレッジ係数 4・営業利益の増加額 120,000円
経営レバレッジ係数は「貢献利益 ÷ 営業利益」で求め、固定費への依存度と、売上高の変化が営業利益の変化を何倍に拡大するかを示します。当期の貢献利益は6,000,000円−3,600,000円=2,400,000円、営業利益は2,400,000円−1,800,000円=600,000円なので、経営レバレッジ係数=2,400,000円÷600,000円=4です。売上高が5%増加すると営業利益は5%×4=20%増加するので、増加額は600,000円×20%=120,000円となり、選択肢3が正解です。直接計算でも検算できます。次期売上高6,000,000円×1.05=6,300,000円、変動費率は3,600,000円÷6,000,000円=60%なので変動費3,780,000円、貢献利益2,520,000円、固定費1,800,000円を引いた営業利益は720,000円で、当期より120,000円増加しており一致します。 選択肢2は売上高の増加率5%をそのまま営業利益に掛けた誤り (600,000円×5%=30,000円) で、レバレッジによる増幅を考慮していません。 選択肢1は経営レバレッジ係数を「固定費÷営業利益」(1,800,000円÷600,000円=3) と誤って計算したもので、分子は固定費ではなく貢献利益です。 選択肢4は係数を逆数 (営業利益÷貢献利益=0.25) としてしまった誤りで、経営レバレッジ係数は必ず1以上の値になります。
関連キーワード: CVP分析・経営レバレッジ係数・貢献利益・営業利益・固定費
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