二級ボイラー技士 ボイラーの構造 練習問題 第54問: 自然循環式水管ボイラーの水循環を良好にする条件に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
自然循環式水管ボイラーの水循環を良好にする条件に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 5. 加熱される上昇管(蒸発管)と加熱されない下降管との間の水の密度差を大きくするほど、水循環はよくなる
自然循環は、加熱されて気泡を含み密度の小さくなった上昇管(蒸発管)内の水と、加熱されず密度の大きい下降管内の水との密度差によって生じます。したがってこの密度差を大きくするほど循環の駆動力が増し、水循環はよくなります(選択肢5が正しい)。「使用圧力が高くなるほど密度差が大きくなり水循環はよくなる」は誤りで、圧力が高くなるほど飽和水と飽和蒸気の密度差は小さくなり、自然循環力は弱くなります(選択肢1は誤り)。「下降管を強く加熱するほど水循環はよくなる」は誤りで、下降管は加熱されず密度の大きい水を保つことで循環に寄与するため、加熱すると上昇管との密度差が小さくなり循環は悪くなります(選択肢2は誤り)。「水管の内径を細くするほど抵抗が小さくなり水循環はよくなる」は誤りで、内径を細くすると管内の流動抵抗はかえって大きくなり循環を妨げます(選択肢3は誤り)。「ドラムをできるだけ低い位置に設ける」は誤りで、上昇管と下降管の高低差(水柱の高さ)が大きいほど循環の駆動力が増すため、ドラムは高い位置に設けるほうが有利です(選択肢4は誤り)。
関連キーワード: 自然循環・水循環・密度差・上昇管・下降管
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