246問を登録不要・無料で解けます
危険物乙3 の練習問題は、オリジナルの予想問題を246問公開しています。会員登録もアプリのインストールも不要で、ブラウザでそのまま解けます。全問に解説が付いています。
| カテゴリ | 問題数 | 何を扱うか |
|---|---|---|
| 危険物に関する法令 | 86問 | 指定数量・製造所等の区分・許可と届出・貯蔵と取扱いの基準・運搬 |
| 基礎的な物理学及び基礎的な化学 | 72問 | 燃焼・熱・気体・静電気・化学反応などの共通知識 |
| 危険物の性質と消火 | 88問 | 第3類(自然発火性物質及び禁水性物質)の性状・貯蔵・消火 |
本試験の乙種は、法令15問・物理化学10問・性質消火10問の35問・2時間の五肢択一式で、科目ごとに60%以上の正解が必要です。物理・化学は、乙種のどの類でも科目と問題数(10問)が同じです。
出典: 試験科目及び問題数 / 試験の方法・合格基準(消防試験研究センター)
性質・消火の88問は、何を問うかで6つに分かれます
性質・消火の88問(2026年10月時点)を、問題文が何を問うかで分けた結果です。2つの分類にまたがる問題は、問題文の主語で分けた目安です。
| 問題文が問うこと | 問題数 |
|---|---|
| 性状(1つの物質や、いくつかの物質の共通点についての記述の正誤) | 29問 |
| 水との反応・発生するガス・反応式 | 17問 |
| 消火・火災や事故の際の措置 | 16問 |
| 貯蔵・取扱い | 11問 |
| 物性の値(比重・融点・常温で液体か・炎色反応など) | 11問 |
| 法令(指定数量・品名・政令で名指しされている物品。政令の消火設備や貯蔵の定めを問うものは各分類に含む) | 4問 |
いちばん多いのは「性状」の29問です。ただし、この29問のほとんどは、選択肢のどれかに水との反応・発生するガス・保管のしかたの記述を含んでいます。水との反応と保管は、専用の問題だけでなく、性状の問題の選択肢としても繰り返し出てきます。
第3類は品名が多く、物質ごとに1つずつ覚えていくと、似た物質どうしで性質を取り違えます。そこで、物質をまたいで2つの表を作り、横に比べて復習するのが効率的です。
表1: 水と反応して出るガス
| 物質 | 水と反応して出るガス |
|---|---|
| カリウム・ナトリウム・リチウム・カルシウム・バリウム | 水素 |
| 金属の水素化物(水素化ナトリウム・水素化リチウム・水素化カルシウム) | 水素 |
| 炭化カルシウム | アセチレン |
| 炭化アルミニウム | メタン |
| りん化カルシウム | ホスフィン(りん化水素) |
| アルキルアルミニウム(トリエチルアルミニウムなど)・ジエチル亜鉛 | エタンなどの炭化水素 |
| トリクロロシラン | 塩化水素(有毒で腐食性) |
黄りんは、この表の物質とは逆に、水中で保管する物質です。空気に触れると自然発火することがあります。「第3類は全部水がだめ」と覚えると、黄りんの問題で取り違えます。
炭化物・りん化物と、カリウム・ナトリウム・黄りんの出典つきの整理は乙3の性質と消火|黄りん・金属・炭化物の違いを比較にまとめています。
表2: 政令の別表第五で適応するとされる消火設備
危険物の規制に関する政令の別表第五は、製造所などに設ける消火設備が、どの危険物に適応するかを決めた表です。第3類は「禁水性物品」と「その他の第三類の危険物」に分かれています。禁水性物品とは、水との反応性試験で一定の性状を示すもので、カリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・アルキルリチウムを含みます(同政令第10条第1項第10号)。
| 消火設備 | 禁水性物品 | その他の第三類の危険物(黄りんなど) |
|---|---|---|
| 水・強化液・泡(消火器は棒状・霧状とも) | — | ○ |
| 粉末(炭酸水素塩類等を使用するもの) | ○ | — |
| 粉末(その他のもの) | ○ | — |
| 乾燥砂・膨張ひる石・膨張真珠岩 | ○ | ○ |
| 二酸化炭素・ハロゲン化物・粉末(りん酸塩類等を使用するもの) | — | — |
○は、別表第五で適応するとされているものです。
出典: 危険物の規制に関する政令 別表第五(e-Gov法令検索)
乾燥砂・膨張ひる石・膨張真珠岩はどちらの区分にも適応する一方、二酸化炭素とりん酸塩類の粉末(いわゆるABC粉末)はどちらにも適応しません。「粉末なら何でもよい」とすると、ここで取り違えます。
別表第五は消火設備の区分を決めた表なので、物質ごとの資料はさらに絞っていることがあります。たとえば国際化学物質安全性カード(ICSC)は、バリウムが水だけでなく、炭酸水素塩・粉末・泡・二酸化炭素などの消火剤とも激しく反応するとしています。問題は政令の表と物質ごとの資料の両方から出るので、表2と合わない選択肢は、解説の出典までたどって確かめます。
間違えた問題を、表のどこで落としたかで仕分ける
演習の手順です。
- まず性質・消火の88問を一周して、正誤だけ記録する
- 間違えた問題を、「表1のガスを取り違えた」「表2の消火を取り違えた」「それ以外(物性の値・保管・法令)」の3つに仕分ける
- 表1か表2で落としたものは、その表の行をすべて並べて確認し直す。それ以外で落としたものは、解説を読み直して物質ごとの数値(比重・融点など)を並べたメモを作る
- もう一周して、同じ仕分けでまだ落とすかを見る
性状の問題は、1問の中に水との反応・保管・見た目の記述が混ざっています。誤りの選択肢が表の行の入れ替えでできているときは、どの行と入れ替えたかまで確認します。
免除で受けるなら、使うのは性質・消火の88問だけです
乙種の他の類の免状を持っている人は、科目免除を申請すると、法令と物理・化学が全部免除になり、性質・消火の10問だけ・試験時間35分で受験します。合格に必要なのは、その10問で60%以上、つまり6問です。火薬類の免状による一部免除は第1類と第5類が対象で、乙3には適用されません。
免除を受けるには、願書を出す時点で免状の交付を受けている必要があります。他の類に合格していても、次の願書の提出までに免状が交付されていなければ、免除は受けられません。
出典: 試験科目及び問題数(一部免除) / よくある質問(消防試験研究センター)
このルートで受ける人にとって、法令の86問と物理・化学の72問は出題されない範囲です。性質・消火88問が本番10問の8.8倍の在庫にあたるので、そこだけを上の手順で回してください。免除の条件と勉強の進め方は危険物乙3の科目免除にまとめています。
免状をまだ持っていない場合は、法令と物理・化学も学習範囲に入ります。法令は15問中9問以上、物理化学と性質消火はそれぞれ10問中6問以上の正解が必要です。
模擬試験は Premium です
乙3の模擬試験は Premium(月480円)の機能です。練習問題246問と解説は登録不要・無料のまま解けます。
模試は通常35問・2時間と科目免除10問・35分の2モードです。通常モードは法令15問・物理化学10問・性質消火10問を出題し、各科目60%以上に届くか確認できます。乙種他類の免状を持つ方向けの免除モードは性質・消火だけを出題します。
無料の範囲で進めるなら、間違えた問題の解き直しがカテゴリ単位で使えます。上の「表のどこで落としたかで仕分ける」手順は、この解き直しと組み合わせて使えます。
当サイトの問題は、本試験に出た問題ではありません
公開しているのはオリジナルの予想問題で、本試験の問題そのものではありません。公式の問題を確認したい場合は、消防試験研究センターの過去に出題された問題をご覧ください。
当サイトの問題は、消防法と関係政省令、公表されている試験科目、国際化学物質安全性カード(ICSC)や安全データシート、消防庁の物性データ、毒物及び劇物の運搬事故時における応急措置に関する基準などの公開資料をもとに独自に作成しています。
次に読む
- 乙3の性質と消火|黄りん・金属・炭化物の違いを比較 — 水との関係と発生ガスの出典つきの整理
- 危険物乙3の科目免除 — 乙4などの免状があるときの35分試験
- 乙3とは — 自然発火性物質・禁水性物質の基礎と、扱える範囲
- 乙3の法令攻略 — 法令15問の頻出論点と優先順位
- 乙3の語呂合わせ — 指定数量と水反応ガスの覚え方







