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危険物乙3語呂合わせ完全集 ─ 自然発火性・禁水性物質を一発で覚える

ぴよパス編集部5分で読めます
目次

この記事で分かること

  • 危険物乙種第3類の頻出暗記項目の語呂合わせ集
  • 品目・指定数量・消火方法・保管方法の覚え方
  • 水との反応生成物の暗記
  • 本番での語呂合わせの使い方

ぴよパスで 160 問 × 17 試験を運用していて気づいたのは、乙3 の暗記項目は化学的な知識より「物質名と数値の紐付け」が大半で、語呂合わせで記憶効率が 2〜3 倍向上するということです。


乙3 語呂合わせの全体マップ

語呂合わせを活用できる項目は以下の通りです。

項目語呂合わせの有効度
第3類の品目リスト非常に高い
指定数量(10/20/50/300kg)非常に高い
水との反応で発生するガス非常に高い
保管液(灯油・水中・鉱油)非常に高い
消火方法(不適切な消火剤)高い
炎色反応中程度
発火点・融点の数値中程度

ぴよパスの乙3 練習問題で語呂合わせを活用しながら演習できます。


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第3類の主要品目

品目リスト語呂

「カナ(金)兄貴、お友だちのリカコさん」

  • :カリウム(K)
  • :ナトリウム(Na)
  • :アルキルアルミニウム
  • :アルキルリチウム
  • :黄りん
  • :友と(アルカリ金属類)リチウム・カルシウム・バリウム
  • リカ:リン化カルシウム
  • :炭化カルシウム・炭化アルミニウム

※品目の正確な列挙は消防法別表第一の「第3類」で確認。語呂は覚える順序の補助。


指定数量

危険等級 I(指定数量 10kg)の語呂

「カナ兄貴は 10kg」

  • :カリウム
  • :ナトリウム
  • :アルキルアルミニウム
  • :アルキルリチウム

黄りんは 20kg(危険等級 II)なので例外として覚えます。

指定数量の階段

乙3 の指定数量は以下のように段階的です。

10kg → 20kg → 50kg → 300kg
カリウム  黄りん  リチウム  水素化ナトリウム
ナトリウム       カルシウム 炭化カルシウム
アルキル系       バリウム  炭化アルミニウム
                           リン化カルシウム

「カナ 10 に 黄 20、リカバ 50、水炭リン 300」

  • カナ(カリウム・ナトリウム)= 10
  • 黄(黄りん)= 20
  • リカバ(リチウム・カルシウム・バリウム)= 50
  • 水炭リン(水素化ナトリウム・炭化物・リン化カルシウム)= 300

保管液の語呂

灯油保管

「カナと灯油でデート」

  • :カリウム
  • :ナトリウム
  • 灯油(石油)中保管

水中保管

「黄りんは水の中で眠る」

黄りんは自然発火性(発火点 50 ℃)だが禁水性ではないため、空気を遮断できる水中保管が最適。

鉱油・窒素保管

「アル兄貴は窒素、リチウムは鉱油」

  • アル兄貴:アルキルアルミニウム・アルキルリチウムは窒素(またはアルゴン)中
  • リチウム:リチウムは鉱油中

水との反応生成物

水と反応して可燃性・有毒ガスを発生する物質は乙3 の中核テーマ。

発生ガスの語呂

「カナは 水素、カー(炭化カルシウム)は アセチレン、アル炭(炭化アルミニウム)は メタン、リン化は ホスフィン」

物質発生ガス
カリウム・ナトリウム水素(H₂)
水素化ナトリウム・水素化リチウム水素(H₂)
炭化カルシウム(カーバイド)アセチレン(C₂H₂)
炭化アルミニウムメタン(CH₄)
リン化カルシウムホスフィン(PH₃、猛毒)

「カナ水素、カーアセ、ア炭メタ、リンはホス」 というリズムで暗記。


炎色反応

炎色反応の語呂

「リアカー無き K 村、動力借るとゆるんだ鉄くさい」(元素分析の定番語呂)

  • :リチウム → 赤
  • :アルカリ → 黄
  • カー:カルシウム → 橙赤
  • 無き:ナトリウム → 黄
  • K:カリウム → 紫

乙3 で出題される炎色反応は以下:

物質炎色
リチウム
ナトリウム
カリウム
カルシウム橙赤
バリウム黄緑

消火剤の不適切組合せ

水系消火剤不可の語呂

「乙3 は水ダメ(黄りん以外)」

  • 水・泡・強化液は黄りんを除いて全て不可
  • 理由:禁水性で水素・アセチレン・メタン等の可燃性ガスが発生

二酸化炭素不可の語呂

「アル兄貴は CO₂ もダメ」

アルキルアルミニウム・アルキルリチウムは二酸化炭素とも反応するため使用不可。これは乙3 特有のひっかけポイント。

使える消火剤

「砂と金粉」

  • :乾燥砂・膨張ひる石・膨張真珠岩
  • 金粉:金属火災用粉末消火剤(炭酸水素ナトリウム系)

発火点・融点の数値

黄りんの発火点

「黄りんは 50 ℃でいや〜」(50 ℃の「ゴーマル」にかけて)

発火点 50 ℃は乙3 の中で最も低く、常温でも自然発火するため水中保管が必要。

カリウム・ナトリウムの融点

「カリウム 63、ナトリウム 98」 (「カリウム ろくさん、ナトリウム きゅうはち」と読む)

  • カリウム:約 63.6 ℃
  • ナトリウム:約 97.8 ℃

カリウムの方が融点が低く、反応性も高い。


法令の語呂

製造所等の届出と許可

「設置・変更は許可、それ以外は届出」

  • 許可:設置・変更(市町村長等)
  • 届出:品名変更・譲渡引渡し・廃止(10 日前または遅滞なく)

保安講習

「新 1 年、続 3 年、免 2 年なら 3 年以内」

  • 新規従事:従事開始から 1 年以内
  • 継続従事:前回受講から 3 年以内
  • 免状取得から 2 年以内で従事開始:免状取得から 3 年以内

危険物保安監督者の要件

「甲乙 6 か月」

  • 甲種または乙種危険物取扱者
  • 実務経験 6 か月以上

物理・化学の語呂

燃焼の 3 要素

「可酸点」(かさんてん)

  • :可燃物
  • :酸素供給源
  • :点火源

消火の 4 効果

「除窒冷抑」(じょちつれいよく)

  • :除去効果
  • :窒息効果
  • :冷却効果
  • :抑制効果(負触媒)

静電気防止

「接地・湿度・導電」

  • 接地(アース)
  • 湿度 65〜75%
  • 導電性材料

本番での語呂合わせ活用法

試験開始直後の手順

  1. 名前・受験番号を書く
  2. 問題用紙の余白に、覚えた語呂合わせを書き出す(特に忘れやすいもの)
  3. 問題を解きながら、余白の語呂を参照する

書き出すべき優先順位は以下の通り:

  1. 指定数量の階段(カナ 10・黄 20・リカバ 50・水炭リン 300)
  2. 水との反応ガス(カナ水素・カーアセ・ア炭メタ・リンはホス)
  3. 保管液(カナ灯油・黄水中・アル兄窒素)
  4. 炎色反応(リアカー無き K 村…)

覚え直しのタイミング

  • 試験 1 週間前:全語呂を確認
  • 試験 2〜3 日前:忘れやすい 3〜5 個に絞る
  • 試験前日:指定数量と水反応ガスに絞る

自作語呂合わせのコツ

3 つのコツ

  1. 頭文字を繋ぐ:品目の頭文字を拾って単語化
  2. 音の連想:数字と音の対応(4=し、9=きゅう等)
  3. ストーリー化:複数項目を物語にする

自作例

「カナ兄貴が灯油で 10kg のバーベル持ち上げ、
黄りんが水中で 20kg のダンベル握り、
リカバ 50kg、水炭リン 300kg の筋トレ大会」

リアルに想像できる場面に結びつけると記憶に残ります。


まとめ

  • 品目リスト:カナ兄貴、お友だちのリカコさん
  • 指定数量:カナ 10・黄 20・リカバ 50・水炭リン 300
  • 保管液:カナは灯油、黄りんは水中、アル兄貴は窒素
  • 水反応ガス:カナ水素、カーアセ、ア炭メタ、リンはホス
  • 炎色反応:リアカー無き K 村
  • 消火剤:乙3 は水ダメ(黄りん以外)、砂と金粉で
  • 試験本番:開始直後に余白へ語呂を書き出す

語呂合わせは暗記の入口で、化学的理解と組み合わせて初めて応用問題に対応できます。ぴよパスの乙3 練習問題で「語呂→問題→理解」のサイクルを回しましょう。

関連記事:危険物乙3の性質と消火攻略危険物乙3の法令攻略危険物乙3の物理・化学攻略

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この記事の執筆者

ぴよパス編集部

公的機関の公表データ・法令・試験実施団体の公式情報を根拠に記事を作成。問題は全てオリジナルで、12項目の品質ガードで正確性を担保しています。

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※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。最新の試験情報は各試験の公式サイトでご確認ください。

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