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危険物乙3の語呂合わせ|指定数量・水反応ガスを条件付きで覚える

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危険物乙3の語呂合わせ|指定数量・水反応ガスを条件付きで覚える
目次

危険物乙3の語呂合わせは、物質名だけで決まる数字と、性状の条件が必要な数字を分けると使いやすくなります。「カ・ナ・アル・アル10、黄りん20」を入口にし、残りをすべて50kgや300kgと決めつけないことが大切です。

この記事では、指定数量・危険等級・水との反応を短いフレーズにし、右側を隠して復習できる表にまとめました。語呂は当サイトの暗記補助例です。出題頻度や得点の保証を示すものではありません。

指定数量は「カ・ナ・アル・アル10、黄りん20」

「カ」はカリウム、「ナ」はナトリウム、2つの「アル」はアルキルアルミニウム・アルキルリチウムです。アルミニウム単体やリチウム単体まで10kgの組に入れないよう、正式な品名も一緒に言います。

語呂で呼び出す対象指定数量忘れたくない条件
カリウム・ナトリウム10kgこの2品名の数字
アルキルアルミニウム・アルキルリチウム10kg「アルキル」を省いて別物質にしない
黄りん20kg危険等級の数字とは別
第一種自然発火性物質及び禁水性物質10kg政令別表第三の備考6に該当する性状
第二種自然発火性物質及び禁水性物質50kg同備考7の性状。第一種を除く
第三種自然発火性物質及び禁水性物質300kg同備考8。第一種・第二種以外

根拠は危険物の規制に関する政令・別表第三と備考6〜8です。第一種・第二種・第三種は、法令に定める試験で示す性状による区分です。

「リチウム・カルシウム・バリウムなら一律50kg」「金属の水素化物・りん化物・炭化物なら一律300kg」とする覚え方では、この条件が消えてしまいます。問題に品名と性状の両方が示されたら、性状の区分も確認してください。

指定数量の5択問題を解く →

危険等級は「黄りん20でも、等級はI」

指定数量が20kgだから危険等級II、第三種だから危険等級III、とはなりません。指定数量と危険等級を別の欄へ書くと、数字につられた取り違えを確認できます。

第3類の対象危険等級指定数量との対応
カリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・アルキルリチウムI10kg
黄りんI20kg
第一種自然発火性物質及び禁水性物質の性状を有するものI10kg
上記以外の第3類危険物II第二種の性状は50kg、第三種の性状は300kg

危険物の規制に関する規則39条の2で確認できます。第3類の危険等級にIIIを割り当てないのが、この表の確認点です。

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水との反応は「カル・アセ、アル・メタ、りん・ホス」

「カル・アセ」は炭化カルシウムとアセチレン、「アル・メタ」は炭化アルミニウムとメタン、「りん・ホス」はリン化カルシウムとホスフィンをつなぐフレーズです。最初の「炭化」「リン化」を省いて、金属単体の反応と混ぜないようにします。

水と反応する物質発生するガス復習する組合せ
カリウム・ナトリウム・リチウム水素 H₂金属単体の3例
水素化ナトリウム NaH水素 H₂「水素化」でも発生ガスを確認
炭化カルシウム CaC₂アセチレン C₂H₂カル・アセ
炭化アルミニウム Al₄C₃メタン CH₄アル・メタ
リン化カルシウム Ca₃P₂ホスフィン PH₃りん・ホス

カリウム・ナトリウム・リチウムはICSC0716・0717・0710、水素化ナトリウムは消防庁の物性資料で確認できます。

残る3つは炭化カルシウムのICSC0406、消防庁の事故概要表・PDF22ページ、リン化カルシウムのICSC1126が根拠です。

炭化カルシウムは式の左右も確認する

CaC₂ + 2H₂O → Ca(OH)₂ + C₂H₂

左右の原子数はCaが1、Cが2、Hが4、Oが2です。NOAAのCAMEO Chemicalsでも、生成するアセチレンと水酸化カルシウムを確認できます。ガスの名前だけ合っていても、反応式全体が正しいとは限りません。

反応式の5択問題を解く →

リン化カルシウムは「りん→PH₃」

炭化カルシウムの「炭」と、リン化カルシウムの「リン」を読み分けます。ICSC1126は、水や湿った空気との反応でホスフィンが生じ、火災や中毒の危険があると説明しています。

発生ガスの5択問題を解く →

保管と消火は「黄りんは水中、金属はひとまとめにしない」

第3類の名称に「自然発火性物質及び禁水性物質」とあっても、全物質が両方の性質を持つという意味ではありません。消防庁の類別説明は、空気にさらしたときの自然発火の危険性、または水との接触による発火・可燃性ガスの発生を挙げています。

保管液と消火手段も別々に確認します。下表は、各ICSCが挙げる保管と消火の記載を整理したものです。

物質保管の記載消火の記載・取り違えへの注意
黄りん水中水噴霧・湿潤砂。再発火することがある
カリウム・ナトリウム鉱油中特殊粉末・乾燥砂。水との反応は水素発生につながる
リチウム鉱油中特殊粉末。砂などとの反応も記載されている

黄りんはICSC0628、金属3種は前節の各ICSCを参照しています。「乙3なら乾燥砂で全部同じ」「粉末なら何でもよい」へ広げないことが大切です。実際の製品はSDSや指定された消火設備で確認します。

黄りんの発火温度は、ICSC0628では30℃と記載されています。「50℃になるまでは発火しない」という安全境界に置き換えないでください。語呂には温度を無理に組み込まず、「空気で自然発火することがある、水中保管」を残す方法もあります。

物質ごとの性質・保管・消火を比較する →

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右側を隠して使う確認カード6枚

まず右の答えを隠し、左の問いから品名・数字・条件をまとめて思い出します。これは当サイトの復習用例題です。

問い答えと確認点
「カ・ナ・アル・アル10」の正式な4品名は?カリウム、ナトリウム、アルキルアルミニウム、アルキルリチウム
黄りんの指定数量と危険等級は?20kg、危険等級I。20だからIIとはしない
第二種の性状と第三種の性状では指定数量は?50kgと300kg。品名だけで固定しない
炭化カルシウム・炭化アルミニウムの水反応ガスは?アセチレン・メタン。カル・アセ、アル・メタ
リン化カルシウムが水と反応すると?ホスフィンPH₃。炭化カルシウムと混ぜない
黄りんとリチウムは同じ保管液・消火手段でよい?同じにしない。黄りんは水中、リチウムは鉱油中。各物質の記載を確認

答えを間違えたら語呂を増やす前に、抜けた条件を1つ書き足します。「20kgは覚えたが等級を間違えた」なら、数量表を繰り返すより、等級欄を並べて解き直す方法が使えます。

語呂を覚えたら、条件の違う5択で確認する

紙で復習する場合は、語呂だけでなく物質名・性状・単位を書ける余白を残すと、間違えた箇所を追記できます。

テキストで物質ごとの説明へ戻る

表から思い出せなかった物質は、テキストの該当項目で反応や保管条件を読み直してください。

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法令は2026年9月11日時点の施行内容を照合しました。消防試験研究センターのFAQ・Q29では、原則として施行日以降の試験に改正内容が出題されると案内されています。受験時には、その試験日に適用される内容を確認してください。

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この記事の執筆者

ぴよパス編集部

ぴよパス編集部 / 資格試験コンテンツ編集

担当領域: 消防設備士・危険物取扱者・電気工事士などの国家資格、普通免許・原付の学科、 簿記・FP 技能検定・IT パスポート・宅地建物取引士などの検定・資格まで115 試験の問題作成・解説執筆を担当

公的機関の公表データ・法令の条文・試験実施団体の公式情報を一次資料として参照しています。 記事と問題の作成には AI を使っています。問題はすべてオリジナルで、 自動の検査と、作成とは別の担当による反証 (事実と出典を選択肢ごとに確かめる) を通してから公開しています。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。 試験の最新情報 (日程・受験料・合格基準等) は各試験実施団体の公式サイトで必ずご確認ください。 記事中に誤りを発見された場合は お問い合わせフォーム よりご指摘ください。

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この記事は に最終更新されました

に発生ガスの練習問題へのリンクが別の論点の問題を指していたので直しました(定期の点検による) 訂正の履歴