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二級ボイラー技士の受験資格と実技講習|筆記は誰でも受験可・免許には講習必須

ぴよパス編集部4分で読めます
目次

この記事で分かること

  • 二級ボイラー技士の受験資格(筆記試験は誰でも受験可能)
  • 免許交付に必要な実技講習の内容と費用
  • 実技講習と筆記試験のベストな受講タイミング
  • 科目免除がない試験制度の詳細
  • 免許取得までの全体的な流れ

二級ボイラー技士の受験資格:筆記試験は誰でも受験可能

二級ボイラー技士の筆記試験(学科試験)は受験資格が一切不要です。

ボイラー及び圧力容器安全規則(第100条)に基づく試験制度において、二級ボイラー技士試験は年齢・学歴・実務経験の要件なく受験申請できます。

項目内容
試験の受験資格不要(誰でも受験可能)
免許の交付条件試験合格 + 実技講習修了 または 実務経験

この「試験は誰でも受けられるが、免許には別途条件がある」点が、二級ボイラー技士の最大の特徴です。


免許交付には実技講習が必要

二級ボイラー技士の筆記試験に合格しても、それだけでは免許は交付されません。免許の交付(ボイラー及び圧力容器安全規則第101条)には、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。

免許交付の条件

ルート具体的な内容
実技講習ルートボイラー実技講習(3日間・約20時間)の修了証を取得
実務経験ルートボイラーの取扱い実務経験4ヶ月以上(証明書が必要)
海技免許ルートボイラーに関係する海技士免許の保有

実務経験がない一般の受験者は実技講習ルートを選択します。これが全受験者の大多数を占める標準的な取得方法です。


実技講習の詳細

講習の概要

項目内容
期間3日間(約20時間)
費用約20,000〜25,000円(実施機関により異なる)
主な実施機関公益社団法人 日本ボイラ協会(各都道府県支部)
内容ボイラーの構造・取扱い・点火・水面計機能試験・清缶剤投入など

講習内容の内訳

科目内容
ボイラーの概要(学科)ボイラーの種類・構造・附属品の概要
附属品の取扱い(実習)安全弁・水面計・圧力計の操作
燃料及び燃焼の概要(学科)燃料の種類・燃焼の仕組み
ボイラーの取扱い(実習)点火・燃焼調整・ブロー操作

どのタイミングで受講するか

実技講習は試験前・試験後どちらでも受講できます。それぞれのメリット・デメリットを比較します。

タイミングメリットデメリット
試験前に受講ボイラーの実物を見て構造理解が深まる。筆記試験の理解が助かる試験不合格時に費用・時間が先行投資になる
試験後に受講(主流)合格確認後に受講するため無駄がない人気講習で希望の日程が取れない場合がある

推奨: まず筆記試験の合格を確認してから受講する方が一般的です。ただし講習の空きが少ない時期があるため、合格後は早急に申込みを確認しましょう。


科目免除はない

二級ボイラー技士の試験には科目免除の制度がありません。すべての受験者が同一の4科目を受験します。

試験科目と出題数

科目出題数合格基準
ボイラーの構造に関する知識10問各科目40%以上
ボイラーの取扱いに関する知識10問かつ全体60%以上
燃料及び燃焼に関する知識10問(各科目4問以上)
関係法令10問(合計24問以上)

合計40問中24問以上の正答が必要で、かつ各科目4問以上正答する必要があります。


ボイラー技士の上位資格:一級・特級への道

二級ボイラー技士は入門資格であり、上位資格として一級ボイラー技士・特級ボイラー技士があります。

一級ボイラー技士の受験資格

一級ボイラー技士は受験資格があります。

ルート条件
二級ボイラー技士の免許取得後2年以上のボイラー取扱い実務経験
大学・高専の理工系学科卒業1年以上のボイラー取扱い実務経験
その他ボイラー及び圧力容器安全規則による規定

二級の試験(受験資格不要)と異なり、一級以上には実務経験の要件が設けられています。


二級ボイラー技士が扱えるボイラーの規模

ボイラー及び圧力容器安全規則第24条に基づき、二級ボイラー技士が取扱責任者として扱えるボイラーの規模は次の通りです。

免許区分取り扱えるボイラーの範囲
二級ボイラー技士胴の内径750mm以下かつ長さ1300mm以下の蒸気ボイラー、または伝熱面積25m²以下のボイラーなど(規則に定める範囲)
一級ボイラー技士二級の範囲 + 伝熱面積500m²未満のボイラー
特級ボイラー技士全てのボイラー

小規模な設備が多いビルメン・管理業務では二級で対応できる場合が多くあります。


受験申請から免許取得までの全体の流れ

ステップ内容目安期間
1. 試験日程の確認安全衛生技術試験協会の各センター(毎月実施)
2. 受験申請申請書記入・受験料(8,800円)払込・郵送試験の約2ヶ月前まで
3. 筆記試験4科目・40問(マークシート)試験当日
4. 合格発表試験から約2週間〜1ヶ月後
5. 実技講習の申込日本ボイラ協会などに申込合格後すぐ
6. 実技講習受講3日間・約20,000〜25,000円合格後1〜3ヶ月
7. 免許交付申請都道府県労働局へ申請(必要書類を揃えて)講習修了後
8. 免許証の受取申請から約1〜2ヶ月

まとめ

二級ボイラー技士の受験資格と実技講習についてまとめます。

  • 筆記試験は誰でも受験可能: 年齢・学歴・実務経験の要件なし
  • 免許交付には実技講習が必要: 3日間・約20,000〜25,000円の受講が一般的なルート
  • 科目免除なし: 4科目40問を全受験者が受験
  • 試験は毎月実施: 毎月チャンスがあり、スケジュールの自由度が高い
  • 実技講習は合格後に受講するのが一般的: ただし申込みは早めに行う

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この記事について

執筆: ぴよパス編集部

ぴよパスでは、公的機関の公表データ・法令・試験実施団体の公式情報を根拠に記事を作成しています。問題は全てオリジナル作成です。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。最新の試験情報は各試験の公式サイトでご確認ください。

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