建築物環境衛生管理技術者 給水・排水の管理 練習問題 第77問: 排水横管における排水の流速と自浄作用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
排水横管における排水の流速と自浄作用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 2. 排水横管内の流速は、一般に0.6〜1.5 m/s程度が適切とされ、遅すぎると固形物が管内に沈殿・堆積しやすい
排水横管では、固形物を停滞させずに流し、かつ管内面を適度に洗う自浄作用を保つため、流速が一般に0.6〜1.5 m/s程度となるよう管径・勾配を設計します。流速が遅すぎる(0.6 m/s未満)と固形物が管内に沈殿・堆積して詰まりの原因となり、逆に速すぎる(1.5 m/s超)と水だけが先に流れて固形物が取り残されたり、管の摩耗を招いたりします。したがって選択肢2が正しい記述です。選択肢1は、流速が大きすぎると水と固形物が分離して固形物が残る等の弊害があり上限があるため誤りです。選択肢3は、流速が小さいほど付着物は洗い流されにくく自浄作用は低下するため誤りです。選択肢4は、排水は重力で流下させるため下流に向かって下がる適正な勾配が必要で、逆勾配は排水不良の原因となるため誤りです。選択肢5は、勾配を急にしすぎると水だけが速く流れて固形物が取り残されるため、管径に応じた適切な勾配(例えば管径100 mmで1/100程度)とするのが標準であり、1/10以上の急勾配を標準とするのは誤りです。
関連キーワード: 排水横管・流速・自浄作用・沈殿堆積・勾配
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