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建築物環境衛生管理技術者 給水・排水の管理 練習問題 第70問: 排水槽(ビルピット)における硫化水素の発生とその障害に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

問題 70 / 80あと 2 問で 90% に到達
上級給水・排水の管理難易度目安 30%

排水槽(ビルピット)における硫化水素の発生とその障害に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 1. 排水槽内で排水が長時間滞留すると嫌気状態となって硫化水素が発生し、これが気相部で酸化されて硫酸となり、コンクリートを腐食させる原因となる

排水槽(ビルピット)内で排水や汚泥が長時間滞留すると、嫌気状態となって硫酸塩還元菌により硫化水素(H₂S)が発生します。この硫化水素が気相部で好気性の硫黄酸化細菌によって酸化されて硫酸(H₂SO₄)となり、コンクリートを腐食(硫酸腐食)させる原因となるため、選択肢1が正しい記述です。硫化水素は卵の腐ったような特有の悪臭をもつ有毒ガスであり、無臭・無害とする選択肢2は誤りです。排水を長時間貯留すると腐敗が進み硫化水素・悪臭が増えるため、貯留時間を短くこまめに排出することが対策であり、長時間貯留してから一度に排出するのがよいとする選択肢3は誤りです。硫化水素が酸化して生じる硫酸は強酸性でコンクリートを腐食させるため、アルカリ性でコンクリートを保護するとする選択肢4は誤りです。滞留による障害を防ぐには排水ポンプをタイマー制御等でこまめに運転し滞留時間を短くするのがよく、運転間隔を長くするとする選択肢5は誤りです。

関連キーワード: 排水槽・ビルピット・硫化水素・硫酸腐食・滞留時間

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