建築物環境衛生管理技術者 構造・設備・清掃 練習問題 第80問: 建築物内で問題となるダニ類に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
建築物内で問題となるダニ類に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. ヒョウヒダニ類(チリダニ類)は室内塵中に最も普通にみられるダニであり、人を刺したり吸血したりしないが、虫体や糞がぜん息などのアレルギー疾患の原因となる
ヒョウヒダニ類(チリダニ類:コナヒョウヒダニ・ヤケヒョウヒダニ等)は、室内塵(ハウスダスト)中に最も普通にみられるダニです。人を刺したり吸血したりすることはありませんが、その虫体・脱皮殻・糞がぜん息やアレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患の主要な原因(アレルゲン)となります。
この記述は正しいです。「イエダニは食品くずのみを餌とし人を刺すことはない」は誤りで、イエダニはネズミなどに寄生して吸血するダニであり、宿主のネズミが死んだり巣から離れたりした際に人に移動して吸血被害を与えることがあります。
ネズミの防除と併せて対策する必要があります。「ツメダニ類は人体から常時吸血して繁殖する」は誤りで、ツメダニ類はコナダニ類やチャタテムシなど他の小昆虫・ダニを捕食するダニであり、餌となるダニ等が大発生した際に増殖し、人を偶発的に刺して皮膚炎を起こすことがありますが、吸血はしません。
「ケナガコナダニは乾燥した環境を好む」は誤りで、ケナガコナダニは高温多湿の環境を好み、畳や貯蔵食品などで大発生するため、防除には除湿・乾燥などの湿度管理が有効です。「防除は殺虫剤散布が最も基本で環境整備には効果がない」は誤りで、室内塵性ダニ類の防除は真空掃除機による清掃でダニと餌を除去し、湿度を低く保つなどの環境整備が基本であり、殺虫剤のみに依存する防除は適切ではありません。
ヒョウヒダニ類は刺さず虫体や糞がアレルゲンになり、ネズミに寄生するイエダニは人に移って吸血することがあります。
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