建築物環境衛生管理技術者 構造・設備・清掃 練習問題 第76問: セメントの種類およびコンクリート用混和材料に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
セメントの種類およびコンクリート用混和材料に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 中庸熱ポルトランドセメントは水和熱が小さく、温度ひび割れを抑えたいマスコンクリートなどに適している
中庸熱ポルトランドセメントは、水和反応の速度を抑えて水和熱を小さくしたセメントであり、内部温度の上昇による温度ひび割れを抑えたいマスコンクリート(断面の大きい部材)やダムなどの工事に適しています。この記述は正しいです。
「早強ポルトランドセメントは強度の発現が遅い」は誤りで、早強ポルトランドセメントは普通ポルトランドセメントより早期に強度を発現するセメントであり、工期短縮や低温期の工事に適しています。「高炉セメントB種は化学抵抗性が低い」は誤りで、高炉スラグ微粉末を混合した高炉セメントは、海水・下水などに対する化学抵抗性が普通ポルトランドセメントより高く、アルカリシリカ反応の抑制にも有効で、長期強度の伸びが大きいという特徴があります。
「AE剤は空気泡をすべて除去する混和剤」は誤りで、AE剤は微細な独立した空気泡をコンクリート中に連行する混和剤であり、この空気泡がワーカビリティ(施工性)を改善するとともに、凍結融解の繰返しに対する抵抗性(耐凍害性)を高めます。「フライアッシュセメントは水和熱が極めて大きい」は誤りで、フライアッシュセメントは水和熱が小さく、ワーカビリティの改善や長期強度の増進に有効です。
マスコンクリートに向くのは水和熱が小さい中庸熱ポルトランドセメントで、早強ポルトランドセメントは工期短縮に向きます。
関連キーワード: 中庸熱ポルトランドセメント・早強ポルトランドセメント・高炉セメント・AE剤・混和材料
模試 (36問)
この問題が解けたら、本試験はどうですか?本番形式で、ほかの科目もまとめて確かめる
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月980円)Premium (ご利用中)制限時間 2時間
解いた後に読みたい解説記事
通信講座も検討するなら
PR※ 編集方針に基づく厳選。A8.net 等のアフィリエイトリンクを含みます。