建築物環境衛生管理技術者 構造・設備・清掃 練習問題 第56問: 建築物の避難計画における「2方向避難」の考え方に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
建築物の避難計画における「2方向避難」の考え方に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 2方向避難とは、火災等で一方の避難経路が使用できなくなっても、他方の経路から避難できるよう、原則として異なる方向に複数の避難経路を確保する考え方である
2方向避難とは、火災・煙などにより一方の避難経路が使用できなくなっても、もう一方の経路から安全に避難できるよう、原則として互いに異なる方向へ複数の避難経路(直通階段等)を確保する避難計画の基本的な考え方です。選択肢3の記述は正しいです。
「1つの避難経路を往復2回使う考え方」は誤りで、2方向避難は避難経路そのものを2系統確保することを指します。「一定規模以上でも直通階段が1つあれば足りる」は誤りで、建築基準法施行令第121条により、一定の用途・規模・階の建築物には二以上の直通階段の設置が義務付けられています。
「二つの直通階段はできるだけ近接した位置にまとめて配置することが望ましい」は誤りで、両階段を近接させると火災時に両方が同時に使えなくなるおそれがあるため、互いに離して分散配置することが望ましいです。「袋路状(行き止まり)の廊下は避難上望ましい」は誤りで、行き止まりの廊下は避難方向が一方向に限られ2方向避難を確保できないため、避難計画上は避けるべき形式です。
火災や煙で一方の避難経路が使えなくなっても他方から避難できるよう、原則として異なる方向に避難経路を2系統確保します。
根拠・参照資料: 建築基準法施行令第121条
関連キーワード: 2方向避難・二以上の直通階段・避難計画・避難経路・分散配置
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