建築物環境衛生管理技術者 構造・設備・清掃 練習問題 第55問: 建築基準法における特定防火設備と防火設備に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
建築基準法における特定防火設備と防火設備に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 特定防火設備は加熱開始後60分間、防火設備は加熱開始後20分間、それぞれ加熱面以外の面に火炎を出さない遮炎性能が求められ、面積区画の開口部には特定防火設備が用いられる
正しいのは選択肢5。特定防火設備は建築基準法施行令第112条第1項の括弧書きで「加熱開始後一時間当該加熱面以外の面に火炎を出さないもの」と定義され、防火設備(法第2条第9号の2ロ)は同令第109条の2により「加熱開始後二十分間…火炎を出さない」ものとされている。
したがって選択肢1の「両者に性能上の差はなくいずれも20分間」は誤り。面積区画(同令第112条第1項)は特定防火設備で区画することを求めており、選択肢2の「防火設備を防火区画に、特定防火設備を外壁開口部に」は逆で誤り。
ただし「防火区画は全て特定防火設備」ではない。竪穴区画(同条第11項)は「法第2条第9号の2ロに規定する防火設備」=20分のもので区画すると定められており、区画の種類によって要求される設備が違う点に注意する。
選択肢3は誤り。防火戸には煙感知器等と連動して閉鎖する随時閉鎖式が認められている。
選択肢4も誤り。特定防火設備は構造方法または大臣認定で定まるもので、材料をガラスに限る規定は無く、鋼製の防火戸が広く用いられている。
根拠・参照資料: 建築基準法施行令第112条第1項、第11項、第109条の2
関連キーワード: 特定防火設備・防火設備・遮炎性能・防火区画・随時閉鎖
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