建築物環境衛生管理技術者 構造・設備・清掃 練習問題 第53問: エレベーターの安全装置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
エレベーターの安全装置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 3. 調速機がかごの下降速度の異常な上昇(定格速度の一定割合を超える速度)を検知すると、非常止め装置が作動してガイドレールを挟み込み、かごを機械的に停止させる
調速機(ガバナ)はかごの昇降速度を常時監視し、下降速度が定格速度の一定割合(一般に約1.3倍以上)を超える異常な速度上昇を検知すると、まず動力を遮断し、さらに速度が上昇すると非常止め装置を作動させます。非常止め装置はガイドレールを機械的に挟み込んでかごを停止させる装置であり、選択肢3の記述は正しいです。「調速機は積載重量超過を知らせる装置」は誤りで、積載重量の超過を検知して警報や戸開保持を行うのは秤装置(過荷重検出装置)です。「非常止め装置は停電時にかごを最寄り階まで運転する装置」は誤りで、停電時に最寄り階まで運転して乗客を降ろすのは停電時自動着床装置の機能です。「緩衝器は昇降路頂部に設置される」は誤りで、緩衝器(バッファ)は昇降路の底部(ピット)に設置され、かご又は釣合おもりが最下部を行き過ぎた際の衝撃を緩和する装置です。「戸開走行保護装置は戸が閉じているのに走行できない場合に戸を開放する装置」は誤りで、戸開走行保護装置(UCMP)は、かごの戸が開いたまま、又は着床していない状態でかごが動き出した場合に、これを検知してかごを制止する装置です。
根拠法令: 建築基準法施行令第129条の10
関連キーワード: 調速機・非常止め装置・緩衝器・戸開走行保護装置・エレベーター安全装置
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