建築物環境衛生管理技術者 構造・設備・清掃 練習問題 第44問: コンクリートの中性化に関する記述のうち、正しいものはどれか。
コンクリートの中性化に関する記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 4. 中性化は、コンクリート中の水酸化カルシウム等が空気中の二酸化炭素と反応してアルカリ性が低下する現象であり、一般に表面から内部へ向かって進行する
中性化(炭酸化)は、コンクリート中の水酸化カルシウムなどのアルカリ成分が空気中の二酸化炭素と反応して炭酸カルシウムとなり、コンクリートのアルカリ性(高pH)が低下していく現象で、一般に外気に接する表面から内部へ向かって進行します。この記述は正しいです。「中性化が鉄筋位置まで達すると不動態被膜が安定化し腐食しにくくなる」は誤りで、逆に高アルカリ環境で鉄筋表面に形成されていた不動態被膜が中性化によって失われ、水分・酸素の存在下で鉄筋が腐食しやすくなります。「フェノールフタレイン溶液で赤紫色に呈色した部分の深さが中性化深さ」は誤りで、フェノールフタレインはアルカリ性で赤紫色に呈色するため、呈色しない(無色の)部分が中性化した領域であり、呈色部との境界までの深さが中性化深さです。「水セメント比が小さく緻密なコンクリートほど中性化が速い」は誤りで、緻密なコンクリートほど二酸化炭素が浸透しにくく中性化の進行は遅くなります。「中性化は無害で耐久性に影響しない」は誤りで、鉄筋腐食を通じてかぶりコンクリートの剥落・耐久性低下を招きます。
関連キーワード: 中性化・フェノールフタレイン・不動態被膜・二酸化炭素・水セメント比
次のステップ
この問題が解けたら、本試験はどうですか?
本番形式の模擬試験で実力チェック無料本番と同じ制限時間
他の科目もチェック
解いた後に読みたい解説記事
- ビル管
ビル管理士 テキストおすすめ|1冊完結・要点圧縮の2冊目・1440問の演習解説で分けて選ぶ
ビル管理士の試験対策テキスト選びを、1冊完結型・要点圧縮の2冊目・直近8年1440問の演習解説の3段階に分けて整理。炎のビル管・ラクラクわかる集中ゼミ・2026年版完全解答の向く人・向かない人も解説します。
- ビル管
ビル管理士 通信講座おすすめ 2026|SAT が講座販売開始 (7 月更新)、独学との使い分けも解説
ビル管理士 (建築物環境衛生管理技術者) の通信講座事情を 2026 年 7 月更新版で整理。大手 7 社非対応だった状況が変わり、SAT が E ラーニング 49,280 円〜の専門講座を販売開始。講座型と独学の使い分け、費用比較、500 時間学習計画まで解説。
- ビル管
SATのビル管理士講座の評判は?合格率65.9%表示の読み方と価格・保証の実像
SATのビル管理士(建築物環境衛生管理技術者)講座を検討中の人へ。eラーニング4.9万円〜の価格と教材構成、公式表示「合格率65.9%」の算出条件が非公表である事実、30日返金保証と不合格時延長の条件を、公式・実施団体の公表情報だけで整理します。
通信講座も検討するなら
PR※ 編集方針に基づく厳選。A8.net 等のアフィリエイトリンクを含みます。


