建築物環境衛生管理技術者 構造・設備・清掃 練習問題 第44問: コンクリートの中性化に関する記述のうち、正しいものはどれか。
コンクリートの中性化に関する記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 中性化は、コンクリート中の水酸化カルシウム等が空気中の二酸化炭素と反応してアルカリ性が低下する現象であり、一般に表面から内部へ向かって進行する
中性化(炭酸化)は、コンクリート中の水酸化カルシウムなどのアルカリ成分が空気中の二酸化炭素と反応して炭酸カルシウムとなり、コンクリートのアルカリ性(高pH)が低下していく現象で、一般に外気に接する表面から内部へ向かって進行します。この記述は正しいです。
「中性化が鉄筋位置まで達すると不動態被膜が安定化し腐食しにくくなる」は誤りで、逆に高アルカリ環境で鉄筋表面に形成されていた不動態被膜が中性化によって失われ、水分・酸素の存在下で鉄筋が腐食しやすくなります。「フェノールフタレイン溶液で赤紫色に呈色した部分の深さが中性化深さ」は誤りで、フェノールフタレインはアルカリ性で赤紫色に呈色するため、呈色しない(無色の)部分が中性化した領域であり、呈色部との境界までの深さが中性化深さです。
「水セメント比が小さく緻密なコンクリートほど中性化が速い」は誤りで、緻密なコンクリートほど二酸化炭素が浸透しにくく中性化の進行は遅くなります。「中性化は無害で耐久性に影響しない」は誤りで、鉄筋腐食を通じてかぶりコンクリートの剥落・耐久性低下を招きます。
中性化はアルカリ成分が空気中の二酸化炭素と反応してアルカリ性が下がる現象で、外気に接する表面から内部へ向かって進みます。
関連キーワード: 中性化・フェノールフタレイン・不動態被膜・二酸化炭素・水セメント比
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