建築物環境衛生管理技術者 構造・設備・清掃 練習問題 第35問: 建築物に使用される板ガラスの種類と特徴に関する記述のうち、正しいものはどれか。
建築物に使用される板ガラスの種類と特徴に関する記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 複層ガラスは、複数枚の板ガラスの間に乾燥空気等を密封した中空層を設けたガラスで、断熱性能が高い
複層ガラスは複数枚の板ガラスの間に乾燥空気等を密封した中空層を設けたガラスであり、中空層が熱の伝達を抑えるため断熱性能が高く、結露防止や省エネルギーに有効です。この記述は正しいです。
「強化ガラスは破損すると鋭利で大きな破片になる」は誤りで、強化ガラスは熱処理によって表面に圧縮応力層を形成したガラスで、破損すると細かい粒状の破片になるため、普通板ガラスより人体への危険性は低くなります。「合わせガラスは2枚の板ガラスの間に乾燥空気の層を設ける」は誤りで、合わせガラスは2枚以上の板ガラスの間に樹脂中間膜を挟んで接着したガラスであり、破損しても破片が飛散しにくい特徴があります(乾燥空気層は複層ガラスの構成です)。
「強化ガラスは製造後でも切断・穴あけ加工ができる」は誤りで、強化ガラスは製造(熱処理)後に切断・穴あけ加工を行うと破壊してしまうため、加工は熱処理前に行う必要があります。「網入板ガラスは主として防犯目的で防火性能はない」は誤りで、網入板ガラスは火災時にガラスが割れても金網が破片の脱落を防ぎ延焼を抑制する防火目的のガラスであり、防犯性能を主目的とするものではありません。
複層ガラスは中空層が熱の伝達を抑えるため断熱性能が高く、樹脂中間膜を挟んで接着する合わせガラスとは別物です。
関連キーワード: 複層ガラス・強化ガラス・合わせガラス・網入板ガラス・ガラスの種類
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