建築物環境衛生管理技術者 環境衛生行政 練習問題 第80問: 一酸化炭素(CO)の性状及び人体への健康影響に関する記述として、正しいものはどれか。
一酸化炭素(CO)の性状及び人体への健康影響に関する記述として、正しいものはどれか。
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正解: 5. 一酸化炭素は無色・無臭の気体で、ヘモグロビンとの親和性が酸素の約200倍以上と極めて高く、一酸化炭素ヘモグロビン(CO-Hb)を形成して血液の酸素運搬能を低下させ、組織を酸素欠乏状態にする
一酸化炭素(CO)は無色・無臭で刺激性のない気体であり、臭気などで感知することが難しいため中毒に気づきにくいという危険性があります。COは血液中のヘモグロビンと結合しやすく、その親和性は酸素の約200倍以上に達します。このため一酸化炭素ヘモグロビン(CO-Hb)が形成されてヘモグロビンによる酸素運搬が阻害され、全身の組織が酸素欠乏(低酸素症)に陥ります。したがって選択肢5が正しい記述です。COは無臭であり臭気で感知することはできないため選択肢2は誤りです。COはヘモグロビンと強く結合するため、「ほとんど結合しない」とする選択肢3は誤りです。COは酸素の供給が不十分な不完全燃焼のときに発生する気体であり、完全燃焼時には主に二酸化炭素が生じるため、選択肢4は誤りです。CO中毒では比較的低濃度でも頭痛・めまい・吐き気などの初期症状が現れるため、「致死濃度まで自覚症状が一切現れない」とする選択肢1も誤りです。
関連キーワード: 一酸化炭素・ヘモグロビン・CO-Hb・不完全燃焼・酸素運搬
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